1945年、東京。女学生の姉妹・有希子と久美子は自らの若い体と知恵で運命に立ち向かう。伊藤整文学賞受賞、会心の大型ロマン
1945年、東京。戦争で2人きりになった美人姉妹の有希子と久美子。生きるため、家を守るため彼女たちが選んだのは、家を進駐軍の慰安所にすることだった! 「これからは私たちがアメリカ人の心を占領するのです」。破天荒な“戦後”を描いてラストまで全力疾走する、著者会心の大型ロマン。伊藤整文学賞受賞。解説・青山真治
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