奇跡の美貌を持つ女vs世の中を悪くする男たち常に男達の争いの的になる「災いの女」でありながら、貪欲に幸せを追い求めた白草千春―絶妙の女一人語りによる現代版・好色一代女。
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1961年、東京都生まれ。東京外国語大学ロシア語学科卒業。在学中の83年「優しいサヨクのための嬉遊曲」でデビュー。84年『夢遊王国のための音楽』で野間文芸新人賞、九二年『彼岸先生』で泉鏡花文学賞、2006年『退廃姉妹』で伊藤整文学賞、08年『カオスの娘』で芸術選奨文部科学大臣賞、16年『虚人の星』で毎日出版文化賞、20年『君が異端だった頃』で読売文学賞を受賞。『悪貨』『英雄はそこにいる』『傾国子女』『ニッチを探して』『往生際の悪い奴』『暗黒寓話集』『カタストロフ・マニア』『絶望キャラメル』『人類最年長』『スノードロップ』『スーパーエンジェル』『パンとサーカス』『時々、慈父になる。』など著書多数。現在、法政大学国際文化学部教授。
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