ハプスブルク家最後の皇女
世紀末ウィーンのハプスブルク王家の嫡流に生まれ、王家崩壊と二度の大戦を経て、社民党闘士と再婚した美しき大公女の波瀾の人生
老皇帝フランツ・ヨーゼフを祖父に、男爵令嬢と心中した皇太子ルドルフを父に、運命の子として生まれたエリザベート。初恋の相手との結婚は破綻し、第一次世界大戦で名門ハプスブルク家も崩壊する。戦後、社民党のリーダーと運命的に出会い結婚。「赤い皇女」として注目されるが、ナチスの台頭に祖国は存亡の危機を迎える。
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