四十代半ばでガンを宣告され、左の眼球を摘出した著者が、家族や友人の大切さや生きることの意味を見つめ直した、感動のエッセイ
私の一日は、朝起きて顔を洗うとき、石鹸で義眼をていねいに洗うことからはじまります——。四十代半ばでガンを宣告され、左の眼球を摘出した著者は、友人や家族の励ましを受け、死と向き合って初めて、自分の今までの生き方についても、異なる思いをめぐらせるようになる。人気絶頂の著者が、生きることの意味を見つめ直した、感動のエッセイ。
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