第126回(2001年)芥川龍之介賞
猛スピードで母は
長嶋有
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家族のカタチを爽やかに描いた芥川賞受賞作
母は結婚をほのめかし、アクセルを思い切り踏み込んだ。現実に立ち向かうカッコイイ母親を小学生の皮膚感覚で綴った芥川賞受賞作
担当編集者より
著者
長嶋 有
1972年生まれ。2001年「サイドカーに犬」で文學界新人賞を受賞しデビュー。02年「猛スピードで母は」で芥川賞、07年『夕子ちゃんの近道』で大江健三郎賞、16年『三の隣は五号室』で谷崎潤一郎賞受賞。07年に「サイドカーに犬」、08年に『ジャージの二人』が映画化された。
『ぼくは落ち着きがない』『ねたあとに』『佐渡の三人』『問いのない答え』『愛のようだ』『もう生まれたくない』『私に付け足されるもの』『今も未来も変わらない』『ルーティーンズ』『トゥデイズ』など著書多数。そのほかコミック作品『フキンシンちゃん』、エッセイ集『いろんな気持ちが本当の気持ち』『電化文学列伝』『安全な妄想』『観なかった映画』、句集『新装版春のお辞儀』などがある。
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