落ちこぼれ高校生、理穂・美咲・如月。それぞれの夏がはじまった——。『バッテリー』の著者が放つ、切なく透明な青春群像小説
理穂、美咲、如月は、一緒に落ちこぼれ高校に通う幼なじみの友人。17歳の誕生日を目前にした理穂は、カレシにふられてしまう。身体が弱くて入退院を繰り返す美咲は、同情されることを何よりも嫌う。如月は、甲子園を目ざす天才野球選手の兄・睦月と何かと比べられている。でも、そんなことはお構いなしに、それぞれの夏は輝いていた——。葛藤しながらも、無条件に自分を受け入れて愛せる彼らの誇り高さがまぶしい、夏の物語。「バッテリー」で少年たちのプライドと微妙な心理を描いて絶賛を浴びたあさのあつこが放つ、切ないほどに透明な青春群像小説です。(HT)
岡山県生まれ、在住。大学在学中より児童文学を書き始め、小学校講師ののち、1991年『ほたる館物語』で作家デビュー。97年『バッテリー』で第35回野間児童文芸賞、99年『バッテリーII』で第39回日本児童文学者協会賞、2005年『バッテリーI~VI』で第54回小学館児童出版文化賞、11年『たまゆら』で第18回島清恋愛文学賞を受賞。他の著書に『NO.6』『火群のごとく』『透き通った風が吹いて』『野火、奔る』など多数。児童文学から時代小説まで、幅広い世代に親しまれている。
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