臨床犯罪学者・火村に奇妙な犯行予告のFAXが届く。相棒の作家・有栖も慇懃無礼な脅迫電話に悩まされる。人気シリーズ短篇集
「とっておきの探偵にきわめつけの謎を」――臨床犯罪学者・火村英生のもとに送られてきた犯罪予告めいたファックス。術策の小さな綻びから犯罪が露呈する表題作ほか、過去の影におびえる男の哀しさが余韻を残す「長い影」、殺された男の側にいた鸚鵡(おうむ)が真実を暴く「鸚鵡返し」など珠玉の作品が並ぶ人気シリーズ。解説・柄刀一
1959年大阪府生まれ。同志社大学法学部卒業。89年『月光ゲーム』でデビュー。2003年『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞〔長編及び連作短編集部門〕、08年『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞、18年「火村英生」シリーズで第3回吉川英治文庫賞を受賞。22年に第26回日本ミステリー文学大賞を受賞。本格ミステリ作家クラブ初代会長。著書に『濱地健三郎の呪える事件簿』、『日本扇の謎』など多数。
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