脚本・監督作『ゆれる』『ディア・ド
クター』が高い評価を受け、執筆活動
でも『きのうの神さま』が直木賞候補
になるなど、常にその創作活動が注目
されている西川美和さんの小説処女作
です。田舎を嫌って都会に出た奔放な
弟・猛と、田舎に残り実家を継いだ実
直な兄。対照的な二人の関係が、幼馴
染みの女性の死をきっかけに、大きく
揺らぎはじめる……。本作は、同名映
画の小説化(ノベライズ)という位置
づけになりますが、登場人物ひとりひ
とりの視点から描かれた心象風景は、
文学作品として非常に高い完成度を誇
り、第二十回三島由紀夫賞候補にもな
っています。
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