『その女アレックス』の刑事たちのデビュー作連続殺人の捜査に駆り出されたヴェルーヴェン警部。事件は異様な見立て殺人だと判明する…掟破りの大逆転が待つ鬼才のデビュー作。
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PierreLemaitre1951年、パリ生まれ。文学の講師などを経て、2006年、カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ第1作『悲しみのイレーヌ』でデビュー。同シリーズ第2作『その女アレックス』で英国推理作家協会賞を受賞、日本でも「本屋大賞翻訳小説部門」「このミステリーがすごい!」などで1位となり、60万部を超えるベストセラーに。第一次、第二次世界大戦を主題とした三部作第1作『天国でまた会おう』でゴンクール賞を受賞。他の作品に『傷だらけのカミーユ』『死のドレスを花婿に』『監禁面接』『われらが痛みの鏡』など。本書『邪悪なる大蛇』は著者自身が「最後のミステリー作品」と宣言した長編小説である。
東京都生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業。英語・フランス語翻訳家。訳書に、ピエール・ルメートル『その女アレックス』『監禁面接』『僕が死んだあの森』(文春文庫)、ジョエル・ディケール『ハリー・クバート事件』(創元推理文庫)、マルクス・シドニウス・ファルクス『奴隷のしつけ方』(ちくま文庫)など。
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