白昼堂々と商人を襲う盗賊「葵蜥蜴」は元飛脚と目される韋駄天揃い。火盗改・伊刈運四郎は、一味によって、菜売りの母が娘を遺して刺殺される現場に出会すも取り逃がしてしまう。やがて一味の塒が判明し、「しノ字組」は急襲を仕掛けるも空振りに終わる。そこで、運四郎は、さる寺から紛失した閻魔像の右目の瑠璃玉を見つけるが、帰路、隻眼の雲水に襲われてしまう。
「杉腰小平太に伝えておけ。わしはまだ生きておるとな」――。
葵蜥蜴、雲水、しノ字小平太の絡みつく因縁……。謎が謎を呼び、運四郎は困惑する。そして再び、白昼に大名貸しの商人が襲われた!
新参同心が悪を絶つべく、大江戸を疾駆する〈しノ字組〉シリーズ、待望の第三弾!
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