混迷の時代のビジネスパーソン必読!
中国歴史小説の巨匠による異色のビジネス本。
「僕は人生のどん底にいた時、中国史に救われた」──吉川晃司(解説)
日本を代表する企業の創業者たちの言行は、中国の歴史や古典の中に不思議なほど類似例がある。
中国歴史小説の第一人者である著者が、組織のリーダーを、人相、言葉など様々な観点から分析。
「光武帝と松下幸之介にみる努力」
「中国帝王にみる企業リーダーの三タイプ」
など、今こそ読まれるべき宮城谷流ビジネス哲学が詰まった一冊を復刊。
解説は「キングダム 大将軍の帰還」で、趙の総大将である龐煖を演じた吉川晃司さん。
「三十三歳のとき、僕は人生の窮地にありました。
いろんなトラブルが重なり、若手数人を引き連れて、独立して新たに会社を立ち上げざるをえなくなったのです。文字通り、徒手空拳、ゼロ、いや、マイナスからの出発でした。(中略)
そこで、すがったのが書物でした。日本の歴史小説を手はじめに、『三国志』を経て、中国史の世界にのめり込んでいき、出会ったのが、我が「人生の師」、宮城谷昌光さんの著作でした」吉川晃司 ──解説より
宮城谷さんは「文庫新装版へのあとがき」にて、こう語っています。
「歴史は、人に公平に与えられた宝である。
それをつかまない人は、巨万の富を棄てるにひとしいことをする、と想ってもよい」
中国の古典を知ることは、すなわち、日本を知ることでもある──。
混迷の時代のビジネスパーソン必読の書。
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