ラウンジで出会った男・進藤を”パパ”にしてきらびやかな港区女子の仲間入りを果たしたと思っていた幸子だが、彼はラウンジで見つけた”獲物”を富裕層に性的な接待をさせることで金を稼いでいた。
幸子も海外の富裕層に献上され、心に大きな傷を負う。
ラウンジも無断欠勤が続き、大学の授業も最低限しか出席できない状態が続いていた。
そんな中、大学で声をかけてきた男子学生・目黒の優しさが、次第に幸子の傷ついた心を癒していく。
暗闇に差した救いの光に見えた目黒だが、しかし、彼も幸子を夜の世界に引き戻そうとしていたのだった――。
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