作品紹介

四国を死地と定め、蔑視と迫害を一身に受け、命の尽きるまで四国の巡礼を続けた「ハンセン病」患者。たぎるパトス、破邪のエトス――遍路歴20年超の歯学博士が描破する近代の闇。斯界注目のあまりに哀しく、いとおしい青春小説!

担当編集者より
国の政策のため強制隔離され、出郷をよぎなくされ、尊厳を剥奪された人々が近年までいた。この史実にかねてから著者は注視。医学の徒であり、幾十度もの四国遍路の体験をもつ著者は、義侠心に駆られたのでしょう。「仇を私でよければ、とってやる!」。胸を打たれるのは、本書に記された戦争の影。1943年に米国でハンセン病の特効薬が誕生。戦争がなければ日本にも輸入され、幾多の生命を救っていたでしょう。著者の情熱と正義感の結実です。
目次
清一の発病
癩病
桐谷善兵衛と吉竹順三
四国遍路
清一の死出の旅
トラ
清一の母・百合
山中で出会った男
山中で出会った女
へんど
四万十上流
ミヨの出家
四万十上流での暮らし
晩秋
商品情報
書名(カナ) ヘンロノハテニ
ページ数 160ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2020年01月22日
ISBN 978-4-16-008964-8
Cコード 0095

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