| 書名(かな) | こみっくおにへいはんかちょう |
|---|---|
| ページ数 | 176ページ |
| 判型・造本・装丁 | B6判 軽装 並製カバー装 |
| 初版奥付日 | 2025年12月30日 |
| ISBN | 978-4-16-009226-6 |
| Cコード | 0079 |
大川岸の両替屋に盗賊一味が押し入った。火盗改方に追われた盗賊たちは屋形船を奪い、客を人質に逃走した……という「屋形船にて」の他、「盗賊仇討始末」「友の涙」「はち合わせ」の最新4編を収録。「メイキング・オブ・鬼平」第9弾として、さいとう・プロの齊藤輝子代表取締役社長のインタビューを掲載
【目次】
仕置ノ三百七十六 盗賊仇討始末
長谷川邸の前で老人が行き倒れていた。屋敷に運び込まれたが、名前も住いも思い出せないと言う。実はこの老人は盗賊で、ある”思惑”のもとに記憶喪失の芝居をしていたのだった……。
仕置ノ三百七十七 屋形船にて
大川岸の両替屋”甲子屋”に押し入った盗賊一味を捕らえるために、平蔵は捕方を引き連れて現場に急行する。ところが、囲みを破った数人が屋形船を奪い、客を人質に逃走した……。
仕置ノ三百七十八 友の涙
平蔵の剣友、岸井左馬之助が辻斬りをしたという。平蔵は何か理由があるはずだと考え、斬られた乾物屋の手代、清吉に話を聞こうとする。ところが、清吉は番屋から姿を消していた……。
仕置ノ三百七十九 はち合わせ
友蔵は“東雲の松吉”一味の盗人で、米殻問屋に料理人として入り込み、引き込み役を務めていた。友蔵は、新しく雇われた猪助に料理を教えるようになる。猪助は、友蔵の死んだ息子によく似ていた……。
メイキング・オブ・鬼平9
さいとう・プロの齊藤輝子代表取締役社長のインタビュー。さいとう・たかを氏の創作の裏側、知られざる素顔、そしてプロダクションの未来についてお話を伺った。
感想を送る
本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。
※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。