作品紹介

本年度ミステリー短篇ベスト1の声あり。日本推理作家協会賞受賞作

『陰の季節』(第五回松本清張賞受賞)で、鮮烈なデビューを飾った著者の第二作。警察手帳紛失事件に隠された男達の矜持を描く

担当編集者より
『永遠の仔』『亡国のイージス』と並んで本年度の推理作家協会賞の話題をさらった横山秀夫さんの受賞作(短編部門)がいよいよ刊行されます。警察手帳の一括保管をめぐる見事な推理で選考委員の激賞を浴びた受賞作は当然としても、その後、作品集のために書下した「逆転の夏」が、それ以上の出来ばえに思えるのは、編集者冥利につきます。女子高生殺しで服役した主人公が、社会に出て追い詰められていくさまは、吉村昭さんの『仮釈放』を彷彿とさせます。松本清張賞受賞の『陰の季節』から二年、お待たせしました。(OK)
商品情報
書名(カナ) ドウキ
ページ数 296ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2000年10月10日
ISBN 978-4-16-319570-4
Cコード 0093

著者

横山 秀夫

1957年東京生まれ。国際商科大学(現・東京国際大学)卒業後、上毛新聞社に入社。12年間の記者生活を経てフリーライターとなる。91年「ルパンの消息」が第9回サントリーミステリー大賞寡作に選ばれる。98年「陰の季節」で第5回松本清張賞を受賞。2000年『動機』で第53回日本推理作家協会賞・短編部門を受賞する。著書に『半落ち』『顔 FACE』『深追い』『第三の時効』『真相』『陰踏み』『看守眼』『臨場』『出口のない海』『震度0』など。

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