テティスの逆鱗 唯川恵

1,676 (税込)
発売日2010年11月15日
商品情報
書名(カナ) テティスノゲキリン
ページ数 344ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2010年11月15日
ISBN 978-4-16-329730-9
Cコード 0093
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テティスの逆鱗 唯川恵

1,676 (税込)
発売日2010年11月15日
商品情報
書名(カナ) テティスノゲキリン
ページ数 344ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2010年11月15日
ISBN 978-4-16-329730-9
Cコード 0093

美しさは、不公平に配分されてこそ、公平なのだ

それぞれの理由で美容整形外科に通う4人の女性たち。エスカレートするその「美」の追究は、ついには禁断の領域にまで達する……

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唯川恵「美の追究の果てにあるもの」
インタビュー・対談(2010.10.20)

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担当編集者より

「美のカリスマ」と呼ばれ、世の女性に羨望される女優の條子。堅い出版社に勤めながら、ある日突然不倫の恋に落ちる多岐江。故郷を離れ、東京でキャバクラ嬢としてのし上がろうとしている莉子。亡くなった母親の面影を嫌悪し、資産家の父親も恨む涼香。4人の共通点は同じ女医から美容外科手術を受けていること。4人の美への欲望は次第にエスカレートしてゆき、ついには禁断の領域へ——。「美」と「恐怖」を見事に融合させた傑作長篇小説です。(YS)

著者

唯川 恵

1955年、金沢市生れ。銀行勤務などを経て、84年「海色の午後」でコバルト・ノベル大賞を受賞し、作家デビュー。さまざまな女性たちの心に寄り添う恋愛小説、エッセイで多くの読者の共感を得ている。
2002年『肩ごしの恋人』で直木賞、08年『愛に似たもの』で柴田錬三郎賞を受賞。その他の著書に『夜明け前に会いたい』『息がとまるほど』『100万回の言い訳』『一瞬でいい』『とける、とろける』『天に堕ちる』『雨心中』『セシルのもくろみ』『手のひらの砂漠』『逢魔』『啼かない鳥は空に溺れる』『淳子のてっぺん』『みちづれの猫』など多数。

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