担当編集者より

好評を博した『インドの衝撃』の続編。前作に比べてビジネス色が濃く、インドでの商売を志す人なら必読の内容です。例えばインドで８億人といわれる農村の貧困層は、いまもっとも成長が見込まれるマーケット。電気も水道も通っていない農村での低価格商法とは？　また、インドの製薬業はＩＴに次いで国際競争力を持つ分野。日本の製薬会社を買収したインド企業を通して、妥協を知らないインド流ビジネスの極意を取材します。一方、欧米ではインドを飛び出した印僑たちが、企業のトップや起業家として活躍中。優秀な印僑エリートを巡る熾烈な争奪戦の模様を追います。とにかく、ページを繰るたびに驚きの連続。実際に現地で取材にあたったディレクターたちによる、迫真のレポートです。（ＨＳ）