検察側の罪人 雫井脩介

1,980 (税込)
発売日2013年09月11日
ジャンルエンタメ・ミステリ
商品情報
書名(カナ) ケンサツガワノザイニン
ページ数 512ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2013年09月10日
ISBN 978-4-16-382450-5
Cコード 0093
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検察側の罪人 雫井脩介

1,980 (税込)
発売日2013年09月11日
ジャンルエンタメ・ミステリ
商品情報
書名(カナ) ケンサツガワノザイニン
ページ数 512ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2013年09月10日
ISBN 978-4-16-382450-5
Cコード 0093

検事は何を信じ、何を間違えたのか。慟哭のミステリー登場

検事は何を信じ、何を間違えたのか。

東京地検のベテラン検事・最上毅と同じ刑事部に、教官時代の教え子、沖野啓一郎が配属されてきた。ある日、大田区で老夫婦刺殺事件が起きる。捜査に立ち会った最上は、一人の容疑者の名前に気づいた。すでに時効となった殺人事件の重要参考人と当時目されていた人物だった。男が今回の事件の犯人であるならば、最上は今度こそ法の裁きを受けさせると決意するが、沖野が捜査に疑問を持ちはじめる――。

正義とはこんなにいびつで、こんなに訳の分からないものなのか。
雫井ミステリー、最高傑作、誕生!

別冊文藝春秋からうまれた本

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担当編集者より

法の番人であり、社会の不正や犯罪を摘発する検察。これまで仕事内容の詳細や彼らの心情について深く掘り下げられることがあまりなかったように思います。不正を憎んで許さない、正義感が強い人間が向いているとよく言われるその検察官の中でも優秀なベテランと若手、それに過去の事件と現在の事件が絡み合ったとき何が起きるのか――。
検察官の仕事に、彼らの内面に迫る超一級のサスペンスです。著者渾身の長編エンターテインメントをどうぞお楽しみ下さい。(YS)

著者

雫井 脩介

一九六八年生まれ。愛知県出身。専修大学文学部卒業。二〇〇〇年、第四回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作『栄光一途』で作家デビュー。
〇四年に『犯人に告ぐ』がベストセラーに。同年の「週刊文春ミステリーベスト10」で第一位となり、第七回大藪春彦賞も受賞した。『火の粉』『クローズド・ノート』『ビター・ブラッド』『検察側の罪人』『仮面同窓会』『望み』『引き抜き屋1鹿子小穂の冒険』『引き抜き屋2鹿子小穂の帰還』など映像化された作品多数。他の著書に『犯人に告ぐ2闇の蜃気楼』『犯人に告ぐ3紅の影』『霧をはらう』など。二〇二二年、『クロコダイル・ティアーズ』が直木賞候補となった。

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