書名(カナ) | クロコダイルティアーズ |
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ページ数 | 336ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 上製 上製カバー装 |
初版奥付日 | 2022年09月30日 |
ISBN | 978-4-16-391598-2 |
Cコード | 0093 |
【第168回 直木賞候補作】
ベストセラー作家、雫井脩介による「究極のサスペンス」
この美しき妻は、夫の殺害を企んだのか。
息子を殺害した犯人は、嫁である想代子のかつての恋人。被告となった男は、裁判で「想代子から『夫殺し』を依頼された」と主張する。犯人の一言で、残された家族の間に、疑念が広がってしまう。
「息子を殺したのは、あの子よ」
「馬鹿を言うな。俺たちは家族じゃないか」
未亡人となった想代子を疑う母親と、信じたい父親。
家族にまつわる「疑心暗鬼の闇」を描く、静謐で濃密なサスペンスが誕生!
「家族というのは、『お互いに助け合って、仲睦まじく』といった一面が取りざたされることも多いですが、そうじゃない部分もあります。ある種の運命共同体であるからこそ、こうしてほしいという願望を押しつけあったり、求めあったりして、生きづらさも生んでしまう。だからこそ、ドラマが生まれる。家族が一枚岩になれないときに生ずる『心の行き違い』は、サスペンスにしかならない」(著者インタビューより)
全国の書店員さんから、驚愕と感嘆の声が届いている傑作をぜひ!
息子を殺した殺人犯は、嫁のかつての恋人――!? 女の涙を疑う母親。信じたい父親。家族の間で広がる“疑心暗鬼の闇”を描く、戦慄のサスペンス『クロコダイル・ティアーズ』が発売され、話題となっています。本の中から、息子を殺した犯人が判明する緊迫の場面を、プロのナレータによる朗読でお届けします。(制作:第二文藝部/朗読:土肥ゆきよ)
この美しき妻は、夫の殺害を企んだのか――。強烈なサスペンスと恐怖とで、早くも話題沸騰の雫井脩介さん『クロコダイル・ティアーズ』。家族にまつわる「究極の疑心暗鬼」を描いた渾身のミステリーは、主人公たちのみならず、読者の心も翻弄します。遠雷の音まで響きわたる戦慄のインタビュー! 他ではなかなか聴くことのできない雫井さんの肉声をお楽しみください!(聞き手:オール讀物編集部)
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