単行本

暗黒寓話集 島田雅彦

1,485 (税込)
発売日2014年11月28日
ジャンル小説
商品情報
書名(カナ) アンコクグウワシュウ
ページ数 200ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2014年11月30日
ISBN 978-4-16-390171-8
Cコード 0093
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単行本

暗黒寓話集 島田雅彦

1,485 (税込)
発売日2014年11月28日
ジャンル小説
商品情報
書名(カナ) アンコクグウワシュウ
ページ数 200ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2014年11月30日
ISBN 978-4-16-390171-8
Cコード 0093

慈悲深い神は万人に平等なのか? 最新短篇集

世の中は誰かが金持ちになれば、別の誰かが貧乏になるようにできている……。
「アイアン・ファミリー」「死都東京」「夢眠谷の秘密」「透明人間の夢」「名誉死民」「南武すたいる」「神の見えざる手」「CAの受難」……啓示に満ちた8つの短篇を収録。

目次

「アイアン・ファミリー」
「死都東京」
「夢眠谷の秘密」
「透明人間の夢」
「名誉死民」
「南武すたいる」
「神の見えざる手」
「CAの受難」

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島田雅彦 「現実こそ狂ったフィクションだ」
今週の本棚・本と人(毎日新聞  2014.11.30)

※外部サイトへリンクしている場合もあります

担当編集者より

世の中は誰かが金持ちになれば、別の誰かが貧乏になるようにできている……神の気まぐれに翻弄される人々の姿を描く、啓示に満ちた8つの短篇。「アイアン・ファミリー」「死都東京」「夢眠谷の秘密」「透明人間の夢」「名誉死民」「南武すたいる」「神の見えざる手」「CAの受難」を収録。
「精神安定の薬になったり、迷える背中を押してくれたり、罪悪感を抱かせたり、心のブレーキを外したりと様々な化学変化を引き起こす(「はじめに」より)」……そんな不思議な魅力(魔力?)を持った寓話集です。

著者

島田 雅彦

1961年、東京都生まれ。東京外国語大学ロシア語学科卒業。
在学中の83年「優しいサヨクのための嬉遊曲」でデビュー。84年『夢遊王国のための音楽』で野間文芸新人賞、九二年『彼岸先生』で泉鏡花文学賞、2006年『退廃姉妹』で伊藤整文学賞、08年『カオスの娘』で芸術選奨文部科学大臣賞、16年『虚人の星』で毎日出版文化賞、20年『君が異端だった頃』で読売文学賞を受賞。『悪貨』『英雄はそこにいる』『傾国子女』『ニッチを探して』『往生際の悪い奴』『暗黒寓話集』『カタストロフ・マニア』『絶望キャラメル』『人類最年長』『スノードロップ』『スーパーエンジェル』『パンとサーカス』『時々、慈父になる。』など著書多数。
現在、法政大学国際文化学部教授。

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