書名(カナ) | ホウカイノモリ |
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ページ数 | 352ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 軽装 並製カバー装 |
初版奥付日 | 2019年03月20日 |
ISBN | 978-4-16-390995-0 |
Cコード | 0093 |
隠された真実を暴け!
『ミッドナイト・ジャーナル』で吉川英治文学新人賞受賞、『傍流の記者』が直木賞候補となった本城雅人が満を持して放つ、
ソ連崩壊前夜、世界的スクープを連発した日本人特派員の物語。
チェルノブイリ原発事故から1年――1987年(昭和62年)4月、東洋新聞の記者・土井垣侑(どいがきたすく)が特派員としてモスクワに降り立った。当時のソビエト連邦はペレストロイカ政策が進められていたが、記者はソ連政府の管理下でしか取材することができず、しかも本社からは当局を刺激しないよう「特ダネ禁止」を言い渡されていた。そんな状況に不満を抱いた土井垣は、独自ネタを拾おうと精力的に街へ繰り出す。だが、ソ連政府は一記者にまで監視の目を光らせていて……。
新聞記者20年・作家生活10年の著者が送る、圧巻の社会派エンタメ。
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