ここじゃない世界に行きたかった 塩谷舞

1,760 (税込)
発売日2021年02月25日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) ココジャナイセカイニイキタカッタ
ページ数 272ページ
判型・造本・装丁 四六判 その他 仮フランス装
初版奥付日 2021年02月25日
ISBN 978-4-16-391334-6
Cコード 0095
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ここじゃない世界に行きたかった 塩谷舞

1,760 (税込)
発売日2021年02月25日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) ココジャナイセカイニイキタカッタ
ページ数 272ページ
判型・造本・装丁 四六判 その他 仮フランス装
初版奥付日 2021年02月25日
ISBN 978-4-16-391334-6
Cコード 0095

アメリカ在住の人気エッセイストが贈るデビュー作

あたりまえに生きるための言葉を取り戻す。
出会うべき誰かと強く惹かれあうために――。

アメリカ在住のエッセイストが贈る、瑞々しいデビュー作!


「バズライター」が自分を取り戻すために綴り続けた文章は、ゆっくりと静謐で美しかった。ここじゃない場所へ移動できないときにも、世界を閉ざさないためのしなやかな本がある。
――ブレイディみかこ

日本の内側にも外側にもぽんぽんと弾んで飛びだしてゆく、ゴムまりを思わせるエッセイ集。まっすぐに思索し、いまという時代を映す勇敢なゴムまりである。
――江國香織


SNS時代の求愛方法/エシカル消費とBLMの繋がり/ホラ吹きグリーンウォッシュ/ポストラグジュアリーの潮流/大統領選、青と赤のあわいにある色たち/ミニマルな働き方/とびきり美しい傘/「良いことでは飯が食えない」への終止符を……etc.

note等で大反響を呼んだエッセイを大幅に改稿し、書き下ろし6篇を加えた一冊。
世界の諸問題への視点と生活への美意識が胸を打つ、〈多様性の時代を象徴する〉新世代エッセイ集!

目次

 はじめに

I共感、美しくあること
 SNS時代の求愛方法
 ニューヨークで暮らすということ
 数字が覚えられない私、共感がわからない夫
 美しくあること、とは
 私はそのパレードには参加できない
 「ここじゃない世界に行きたかった」――アイルランド紀行

IIじぶんを生きる
 「化粧したほうの私」だけが存在を許される世界で
 人の話をちゃんと聞いていませんでした
 私の故郷はニュータウン
 先に答えを知ると、本質に辿り着きにくくなる
 競争社会で闘わない――私のルールで生きる
 ミニマルに働くということ

III生活と社会
 晴れた日に、傘を買った話
 五感の拡張こそがラグジュアリー
 徒歩0分のリトリート
 BLM、アジア系アメリカ人、私の考えていること
 大統領選、その青と赤のあわいにある、さまざまな色たち

IV小さな一歩
 臆病者よ、大志を抱け
 続・ニューヨークで暮らすということ
 「良いことでは飯が食えない」への終止符を
 私の小さなレジスタンス
 50歳の私へ
 大都市から離れて

 あとがき

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著者

塩谷 舞

1988年大阪・千里生まれ。京都市立芸術大学卒業。大学時代にアートマガジン『SHAKE ART!』を創刊。会社員を経て、2015年より独立。2018年に渡米し、ニューヨークでの生活を経て2021年に帰国。文芸誌をはじめ各誌に寄稿、note定期購読マガジン『視点』にてエッセイを更新中。総フォロワー数15万人を超えるSNSでは、ライフスタイルから社会に対する問題提起まで、独自の視点が人気を博す。著書に『ここじゃない世界に行きたかった』(文藝春秋)。

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