作品紹介

腹が破裂して、緊急手術をすることになった。そこから連鎖するように、わたしのからだに不調が現れる。やがて世界には新型コロナウイルスが蔓延し始めた。
からだの痛みは、苦しみの歴史や数多の物語、宇宙の謎にまでわたしを導いていく。
恐るべき速度で世界が変化する分断と混乱の時代に、あらゆる束縛を小説で超越してきた山下澄人が投げかける、渾身の一冊。

担当編集者より
時系列や視点を超越した著者の小説は「小説の枠を超えた」とよく言われますが、形式だけでなく、内容の上でも、小説の枠組みを軽々と飛び越えるのが本作です。
三度の入院、飼い猫の手術、そしてコロナ禍。襲いくる病は、世界とわたしの境界線を揺るがす。カフカや『白鯨』、ブレイクのテキストなどと響き合って紡がれるのは、詩と思想であり、哲学であり、宗教でもあります。山下澄人さんの新たなる代表作というべき一冊。この作品の圧倒的な力に応えるような、金の帯に大きくタイトルを刷った装幀が目印です。
商品情報
書名(カナ) キミタチハシカシフタタビコイ
ページ数 256ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2022年04月10日
ISBN 978-4-16-391525-8
Cコード 0093

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