書名(かな) | ついらく |
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ページ数 | 360ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 上製 上製カバー装 |
初版奥付日 | 2022年06月30日 |
ISBN | 978-4-16-391554-8 |
Cコード | 0093 |
貧困、基地、軍用地主……「沖縄の闇」に踏み込み、知られざる本当の沖縄の姿をフィクションによって抉り出す問題作!
入念な沖縄取材で明らかになった暗部が、白日の下にさらされる。
2022年6月金城華が夫の一を刺殺。DVに耐えかねた妻が夫を殺した単純な事件として解決するはずだったが、担当検事となった冨永真一は不審を感じ、みずから捜査に乗り出す。
ほぼ時を同じくして糸満市で自衛隊の戦闘機の墜落事故が発生。民間人が死亡したことで、軍事基地が集中する沖縄では、 抗議デモが巻き起こる。それに加え、航空自衛隊きってのエースパイロットによる事故は、単なる操縦ミスとは考えられない。戦闘機に何らかの不備があったのではないかと疑念が湧くが……
一見何の関係もない、二つの事件。だが、双方の担当となった冨永が捜査を進めていくと、そこには思いもかけない接点が浮かび上がる。
かつてない臨場感で沖縄の闇に迫る、冨永シリーズ第三弾にして最高傑作が誕生!
真山仁さん渾身の長編『墜落』が文庫化されたのを機に、オール讀物連載時の担当編集がGWの自宅で「一人読書会」を敢行! 推理部らしい目線で特捜検事・冨永真一シリーズの「ミステリとしての魅力」に迫ります。【前編】の今回は、シリーズ全体の入門です。第1作『売国』、第2作『標的』と、主人公・冨永検事の魅力をご紹介していきます。※真山仁著『疑う力』(文春新書)や『ロッキード』(文春文庫)にも言及しています
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真山仁さん渾身の長編『墜落 』が文庫化されたのを機に、オール讀物連載時の担当編集が週末の自宅で「一人読書会」を敢行! 推理部らしい目線で、特捜検事・冨永真一シリーズの「ミステリとしての魅力」に迫る【中編】です。沖縄DV殺人と戦闘機墜落の謎、面白いですよ~!
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