単行本

高倉健、最後の季節。 小田貴月

1,650 (税込)
発売日2023年03月29日
ジャンル随筆・エッセイ
商品情報
書名(カナ) タカクラケンサイゴノトキ
ページ数 216ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2023年03月30日
ISBN 978-4-16-391670-5
Cコード 0095
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単行本

高倉健、最後の季節。 小田貴月

1,650 (税込)
発売日2023年03月29日
ジャンル随筆・エッセイ
商品情報
書名(カナ) タカクラケンサイゴノトキ
ページ数 216ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2023年03月30日
ISBN 978-4-16-391670-5
Cコード 0095

「僕のこと、書き残してね」――

2014年正月。いつも、出された食事を残さないことを心がけている「剛さま」(貴月は高倉健のことをそう呼んでいた)が、珍しく食事を残した。
2月、風邪のような症状を訴え、急速に体調が悪化していく。
病院に行きたがらない高倉を、泣き落としで無理やり連れていき、さまざまな検査を行う。
下された診断は「悪性リンパ腫」。
高倉は尋ねた。「何もしないとどうなるんでしょうか」。医師の答えは、「死にます」。
そこから、高倉と貴月、二人三脚での闘病が始まった――。
同年11月に死去するまで、何があったのか。二人の間で、どのようなやり取りが交わされていたのか。
そして、最後の一年を書ききるために、なぜ8年の歳月が必要だったのか。
人知れず、稀代の俳優に17年寄り添った女性が綴る手記。


◇目次◇
コロナ禍をみつめて
まえがき
第一章 冬うらら
第二章 花曇り
第三章 青時雨
第四章 夏の霜
第五章 山眠る
あとがき
高倉健、最後の手記
スペシャル寄稿 編集部からの10の質問に高倉健自らが筆をとった高倉健一問一答
高倉健 没後の活動記録 2014~2023

著者

小田 貴月

1964年、東京都生まれ。女優を経て、海外ホテルを紹介する番組のディレクター、プロデューサーとして30ケ国以上を巡る。1996年、香港で高倉健と出会う。2013年、高倉健の養女に。現在、高倉プロモーション代表取締役。
著書に『HOTEL』(近代映画社)、『金のホテル銀のホテル』(朝日文庫)、『スウィートルーム』(大栄出版)、『高倉健の想いがつないだ人々の証言「私の八月十五日」』(今人舎)、『高倉健、その愛。』(文春文庫)、『高倉健の美学』『高倉健、最後の季節。』(文藝春秋)

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