単行本

箱根駅伝「今昔物語」 100年をつなぐ言葉のたすき 日本テレビ編

1,870 (税込)
発売日2023年12月12日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) ハコネエキデンコンジャクモノガタリ ヒャクネンヲツナグコトバノタスキ
ページ数 240ページ
判型・造本・装丁 四六判変型 軽装 並製
初版奥付日 2023年12月10日
ISBN 978-4-16-391792-4
Cコード 0095
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箱根駅伝「今昔物語」 100年をつなぐ言葉のたすき 日本テレビ編

1,870 (税込)
発売日2023年12月12日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) ハコネエキデンコンジャクモノガタリ ヒャクネンヲツナグコトバノタスキ
ページ数 240ページ
判型・造本・装丁 四六判変型 軽装 並製
初版奥付日 2023年12月10日
ISBN 978-4-16-391792-4
Cコード 0095

祝! 第100回。心に響く箱根駅伝名言集

来年、箱根駅伝は100回大会を迎えます。
第一回大会に参加したのはわずか4校。その後、徐々に参加校を増やしながら、関東大震災、太平洋戦争、そしてコロナ禍などを乗り越え、大正、昭和、平成、そして令和と多くの学生ランナーたちが襷をつないできました。
箱根駅伝は1987年に日本テレビが生中継を始めたことで、お正月の風物詩として日本全国で楽しまれるようになりましたが、その中継の合間に放送されてきた名物コーナーが「箱根駅伝今昔物語」です。
本書では150回を超える「今昔物語」から80人のエピソードを厳選して紹介しています。
記念すべき第1回大会(!)の出場者、召集令状を胸に走った学生、ゴール150m手前で棄権した選手、違う大学に通うも同じ区間で競った双子、新興チームのアンカーをつとめた、あの人気漫画家、“山の神”今井正人、“最強の市民ランナー”川内優輝など記憶に残るランナーたち、さらには強豪チームを率いた名物監督、戦後、人員不足でレースに駆り出されたラグビー部員、テレビ中継以前に箱根駅伝をラジオで伝えていたアナウンサー、レースを先導する白バイ隊員、定宿旅館の女将などなど、さまざまな人物が自分にとっての「箱根」を語ります。
彼らの言葉を読めば、なぜ関東のローカル大学レースである箱根駅伝がここまで多くの人をひきつけるのか、「箱根」だけが持つ魅力とは何なのかが浮かび上がってきます。
さらに、「箱根駅伝中継の始まった日」「『今昔物語』誕生秘話」「監督の名言」などのコラムに加え、長年、箱根を現場から伝える日テレアナウンサーたち5人(平川健太郎、蛯原哲、森圭介、徳島えりか、杉野真実)による、感涙エピソード満載の座談会も特別収録。箱根愛にあふれる5人の座談会は必読です。
「言葉」を軸に箱根駅伝100年の歴史に迫った、完全保存版の一冊です。

目次

序 章 「今昔物語」が結ぶ箱根駅伝の「今」と「昔」 

箱根駅伝100回の歩み

第一章 箱根駅伝の誕生と太平洋戦争 

1 箱根駅伝誕生の瞬間
2 200㎞のコースを巻き尺で測る
3 第1回大会の記憶
4 辺りは真っ暗、沿道に人はなし
5 箱根生き字引ランナーの遠い記憶
6 関東大震災からの復興
7 最多出場記録ランナーの青春
8 五輪ランナーがブレーキ!
9 箱根か右膝かという究極の選択
10 陸の王者慶應、最終10区の逆転劇
11 日本大、箱根史上初の3連覇
12 開かずの踏切での立ち往生
13 召集令状を胸に走った1区
14 昭和16年、幻の大会
15 箱根駅伝復活に奔走
16 人生最後の駅伝
17 フィリピンに散った「N」のユニフォーム
18 戦時下での覚悟と友情
19 終戦、そして仲間との再会
20 マラリアの後遺症にも負けず
21 焼け野原からの再建
22 空きっ腹を抱えての練習
23 箱根の大恋愛

第二章 戦後の復興と三強の時代 

24 箱根への恩返し
25 記憶のないゴール
26 選手と併走する「駅伝おばさん」
27 失神昏倒での途中棄権
28 雪の中の箱根路
29 指導者としての原点
30 伝説の失神優勝ゴール
31 ブレーキからの日本記録
32 ラグビー部の意地とプライド
33 監督車からの風景
34 日本大優勝へのかけ声
35 赤い襷で結ばれた縁
36 中央大6連覇を支えた伴走者
37 アメリカ統治下の沖縄から
38 名伯楽の挫折
39 大逆転で中央大不滅の6連覇
40 裸足のランナーの区間新記録
41 名ランナー、競技人生の第一歩
42 第40回記念大会に関西から出場

コラム1 監督の「魔法の言葉」が選手を動かす

第三章 群雄割拠の戦国時代 

43 卒業後は教師をしながら五輪へ
44 部員4人からの挑戦
45 名監督の息子の選択
46 初出場と初優勝
47 2区繰り上げスタートの屈辱
48 ゴールまで150mでのリタイア
49 鬼監督が歌う「都の西北」
50 ラジオ時代の名実況
51 中村清と瀬古利彦
52 東大の箱根初挑戦
53 元旦競歩から箱根駅伝へ

コラム2 時代を作った順天堂大学澤木監督の「戦略」

第四章 テレビ中継と箱根駅伝100年 

コラム3 箱根駅伝生中継、始まりの日

54 箱根駅伝テレビ中継の決断
55 創部2年目、雑草軍団の奇跡
56 襷をペンに持ち替えて
57 年齢制限に引っかかった若き日の名将
58 「花の2区」での双子対決
59 マヤカから真也加へ
60 〝最強の補欠〞のパラリンピック金メダル
61 エースランナー、どん底から復活
62 選手を陰で支える審判長の矜持
63 箱根を愛する歴史の証人
64 防空壕に埋めて戦火から守った旗
65 「山の神」の信念
66 五輪ランナー、新興大学での挑戦
67 最強の市民ランナーを生んだ山下り
68 兄の遺した言葉を胸に
69 ライバル物語の序章
70 白バイ隊員の箱根
71 親子二代でかなえた夢
72 箱根の山の風物詩
73 26年振りの美酒
74 箱根100年に寄せて
75 大災害を経て
76 44年振りの学生五輪ランナー
77 夢にまでみた五輪の舞台
78 55年振りの復活
79 キルギスで五輪代表を育てる
80 名解説者を偲ぶ

座談会 アナウンサーが語り尽くす
「箱根駅伝の言葉」が生まれる瞬間

「箱根駅伝 今昔物語」放送一覧

 

著者

日本テレビ編

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