書名(かな) | いんたいのいえ ゆめまくらばくちょうえつてきものがたりしゅう |
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ページ数 | 296ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 軽装 並製カバー装 |
初版奥付日 | 2025年09月10日 |
ISBN | 978-4-16-392015-3 |
Cコード | 0093 |
空手家の男、空飛ぶ円盤譚、傀儡師と陰態のもの……
一冊で夢枕獏のエッセンスをすべて網羅し、
その超越的な創造力を堪能することができる、
短編集・全九編。
「踊るお人形」
シャーロック・ホームズが夏目漱石を訊ねて東京に。「人形が投げ込まれると、人が死ぬ」連続殺人事件を鮮やかに解決?
「伊右衛門地獄噺」
砂村の隠亡堀の掘立小屋に暮らす伊右衛門のもとに現れた若い男。伊右衛門は暇つぶしに、かつての女房・お岩との一幕を語り始める。
「仰向けに這う老人」
小田原の山に取材にいったあとから、身長15㎝ほどの小さな老人をあちこちで見るようになった。彼はいつも仰向けに転んでいる……。
「空手屋稼業」
おれは空手家じゃない。空手を売る、空手屋だ。ライブハウスで空手の芸を売っている。ある日、同僚のシンガーの顔にあざが出来たことに気づいたおれは、解決に乗り出すことにした。
「陰態の家」
傀儡屋の多々良陣内は、「怖いもの」が出るという屋敷に招かれた。「それ」は大小さまざま、首がないもの、足がないもの、身体が二つに割けているものもいるという。怪異の正体とは――。
他、「空飛円盤夢始末」「便利になったものじゃなあ」「法華悟空」「贄」を収録。
ここでしか読めない、夢枕獏短編の傑作選!
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