雀ちょっちょ 村木嵐

2,200 (税込)
発売日2025年12月10日
ジャンル歴史・時代小説
商品情報
書名(かな) すずめちょっちょ
ページ数 336ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2025年12月10日
ISBN 978-4-16-392049-8
Cコード 0093
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雀ちょっちょ 村木嵐

2,200 (税込)
発売日2025年12月10日
ジャンル歴史・時代小説
商品情報
書名(かな) すずめちょっちょ
ページ数 336ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2025年12月10日
ISBN 978-4-16-392049-8
Cコード 0093

天才・大田南畝はなぜ筆を折ったのか?

守るべきは、文化か、家族か。

『まいまいつぶろ』『またうど』の著者がおくる、心震える江戸の家族小説!

平賀源内から高い評価を受けたことを皮切りに、
文人としての名声をほしいままにしていた大田南畝。
蔦屋重三郎とも交流を重ね江戸の狂歌を牽引する存在になるが、
田沼意次の失脚と松平定信の台頭により、出版界に粛清の嵐が吹き荒れる。
一方、長男・定吉には、大田の家に時としてあらわれる「魔」の萌芽が見え――。

狂歌への思いと家族愛。
天才・大田南畝の知られざる葛藤を描き切る傑作長編!

雀ちょっちょ
雀ちょっちょ
雀ちょっちょ

【本の話🎙ポッドキャスト】

【著者が語る】江戸の天才文化人・太田南畝はなぜ筆を折ったのか…心震える家族小説に迫る!

村木嵐さんの新刊『雀ちょっちょ』の主人公は、文筆の才能を認められ、狂歌の名手として江戸にその名を轟かせた太田南畝です。平賀源内や蔦屋重三郎といった文化人たちが活躍し、出版文化が隆盛を極めた田沼時代に、狂歌師として人気を博した南畝だが、後年はその筆を折り、幕府の役人として生きる道を選びました。南畝の人生の大きな決断の裏にあった、知られざる家族への思いとは――作者の村木さんにお話を伺いました。

担当編集者より

狂歌師として江戸の人気者だった大田南畝。しかし彼は、寛政の世に入ると出版界からすっと身を引いています。それはなぜか。著者の村木嵐さんは、南畝の研究を続けるうち「これしかない」という理由にたどりついたそうです。この哀しくも美しい理由に作中で触れたとき、深い感動が巻き起こります。家族を、息子を守りたいという気持ちに、江戸も現代も変わりはありません。ぜひ多くの方に読んでいただきたい感涙の家族小説です。

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