第一次世界大戦はなぜ始まったのか

858 (税込)
発売日2014年07月18日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) ダイイチジセカイタイセンハナゼハジマッタノカ
ページ数 240ページ
判型・造本・装丁 新書判
初版奥付日 2014年07月20日
ISBN 978-4-16-660979-6
Cコード 0222

日本人は、改めて知る必要がある

戦争とは、自らの意思に関係なく巻き込まれることがある――。今をさる100年前、サラエボで数発の銃声が鳴り響いた。オーストリア・ハンガリー二重帝国皇太子フェルディナンド大公がセビリア人テロリストに暗殺された「サラエボ事件」。これをきっかけとしたオーストリアとセルビアによる「ちっぽけな限定戦争」のはずが、4年3カ月におよぶ戦火に発展する。脅しをかけるつもりにすぎなかったロシア、引き金を引くことになったドイツ、当事者であるオーストリア、そしてフランスとイギリス。「コンサート・オブ・ヨーロッパ」と呼ばれる国々は、当初、貴族的な外交手段で、あくまで戦争回避に動いたが……。この「誰もがやりたくなかった戦争」が、なぜ860万人の若い兵士の命を奪い、ヨーロッパを崩壊に導く大戦争に至ったのかを軍事史の鬼才が存分に分析。
第二次大戦と比べて、日本人には時代的、地理的に「遠い戦争」として馴染みの薄い第一次大戦だが、尖閣、西沙諸島における中国との緊張、ロシアとウクライナの衝突を目の当たりにした今、日本の外交、安全保障を考えるうえで多くの示唆に富んでいる。

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担当編集者より

1914年の開戦から100年。「誰もやりたくなかった」「誰もが本気でなかった」にもかかわらず、第一次世界大戦は、史上最悪の結果をもたらしました。
本書では、引き金を引いたドイツを軸に開戦に至るまでのヨーロッパ各国の動きを筆者独自の視点で追っています。
日本人にとっては、「遠い戦争」かもしれませんが、西沙諸島での中国やクリミア半島でのロシアの行動に直面する現在、軍事同盟や集団安保を考える上での教訓に満ちています。(IS)

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