ビジネスエリートの新論語 司馬遼太郎

946 (税込)
発売日2016年12月09日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) ビジネスエリートノシンロンゴ
ページ数 208ページ
判型・造本・装丁 新書判
初版奥付日 2016年12月10日
ISBN 978-4-16-661110-2
Cコード 0295
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ビジネスエリートの新論語 司馬遼太郎

946 (税込)
発売日2016年12月09日
ジャンルノンフィクション
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書名(カナ) ビジネスエリートノシンロンゴ
ページ数 208ページ
判型・造本・装丁 新書判
初版奥付日 2016年12月10日
ISBN 978-4-16-661110-2
Cコード 0295

司馬遼太郎、待望久しい新刊、初の新書

産経新聞記者時代の司馬遼太郎が、本名である福田定一名で刊行した“幻の司馬本”を、単独としては著者初の新書として刊行する。古今の典籍から格言・名言を引用、ビジネス社会に生きる人たちに厳しくも励ましに満ちたエールを送る本書は、著者の深い教養や透徹した人間観が現れているばかりでなく、人生について語る読物としても充分に楽しめる内容となっている。加えて、本書の2部に収録、記者時代の先輩社員を描いたとおぼしき「二人の老サラリーマン」は、働くことと生きることの深い結びつき問う、極めつけの名作短編小説として読むこともできる。現代の感覚をもってしても全く古びた印象のない本書は、後年に国民作家と呼ばれることになる著者の魅力・実力を改めて伝えてくれる。ビジネス社会を生きる若い読者にも、ぜひ薦めたい一冊である。

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担当編集者より

司馬遼太郎が本名で出した著書があることは、関係者以外はほとんど知られることのないことでした。しかも、サラリーマン向けに書いた一冊となれば、興味をひかれずにはいられません。今回刊行の許諾をいただけたのは、本年が没後20年にあたる節目の年であること、この本が刊行された昭和30年という年は、司馬遼太郎のペンネームを使い始めた年、つまり作家として世にたつ決意を固めた年だったこと、その二つがありました。

著者

司馬 遼太郎

1923年、大阪府生まれ。産経新聞在職中の1960年に『梟の城』で第42回直木賞を受賞。1966年の『竜馬がゆく』『国盗り物語』での第14回菊池寛賞はじめ多くの賞を受賞。主な著書に『燃えよ剣』『坂の上の雲』『翔ぶが如く』『関ヶ原』『功名が辻』『菜の花の沖』など多数。1996年没。

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