書名(カナ) | トクシュサギトレンゾクゴウトウ ヘンイスルソシキトテグチ |
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ページ数 | 240ページ |
判型・造本・装丁 | 新書判 |
初版奥付日 | 2024年05月20日 |
ISBN | 978-4-16-661455-4 |
Cコード | 0295 |
イの司令部は海外にあった――。
世間をにぎわし続けている特殊詐欺や集団強盗事件、その手口は日に日に高度化しているようにみえる。本書は、「ワルとカネのクロニクル」をテーマに、80年代からのマネーをめぐる犯罪の流れを描き出す。
キーワードは、現ナマ重視の「デフレ犯罪」、「ファスト(拙速)犯罪」、「テクノロジーの進歩とグローバル化」だ。
特殊詐欺や集団強盗事件のニュースを見ない日はありません。ネットやSNSで見ず知らずの素人たちを集め、暴力的に現金を奪う。しかも、黒幕は海外にいて捕まらない――その手口は日に日に高度化し、私たちの日常生活を脅かしています。世界に冠たる安全国家だったはずの日本で、いったいなぜこんな犯罪集団がはびこってしまったのでしょう?その謎に迫るのが、『特殊詐欺と連続強盗』です。「実話ナックルズ」編集長などをつとめ裏社会と犯罪に詳しい久田将義さんと金賢さんは、1980年代からのカネをめぐる犯罪の流れを時系列で追います。すると、「デフレ化」、「ファスト化」、「IT&グローバル化」というキーワードが浮かびあがります。さらに、闇金グループ「五菱会」がのちの犯罪に決定的な影響を与えたこともわかってきました。危険と隣り合わせの取材の内幕を、久田さんと金さんが語ります。(聞き手:前島篤志・文藝春秋編集委員)
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