がん「エセ医療」の罠 岩澤倫彦

1,210 (税込)
発売日2024年05月17日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) ガンエセイリョウノワナ
ページ数 280ページ
判型・造本・装丁 新書判
初版奥付日 2024年05月20日
ISBN 978-4-16-661456-1
Cコード 0295
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がん「エセ医療」の罠 岩澤倫彦

1,210 (税込)
発売日2024年05月17日
ジャンルノンフィクション
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書名(カナ) ガンエセイリョウノワナ
ページ数 280ページ
判型・造本・装丁 新書判
初版奥付日 2024年05月20日
ISBN 978-4-16-661456-1
Cコード 0295

闇堕ちした医者が行う人体実験!

日本のがん医療には、「無法地帯」というべき闇がある。
「がんが劇的に消えた!」
「骨転移があっても効いた!」
「ステージ4でも諦めない!」
このような謳い文句を使い、がん患者に奇跡的な治療効果を期待させて莫大な費用を取る、自由診療のがん治療のことだ。
まるで最新の医療テクノロジーを駆使した、特別な治療であるかのように見えるが、実際は、現代医療に必須のエビデンス(科学的な根拠)が存在しない。
しかし、規制する法律がないために、モラルを欠いた一部の医者が、命の瀬戸際に追い込まれたがん患者を相手に、荒稼ぎしている。
がん医療の裏側に広がる闇を知らない患者は、エセ医療の罠にかかり、適切な治療を受ける機会を逃し、治る見込みもない無駄な治療に、貴重な残された時間と大金を費やす。最悪の場合、体調が悪化した時に受け入れ先の病院がない、という悲惨な結末を迎えたケースもある。
本書ではこれまで闇の中にあった「がんエセ医療」の実態を徹底取材で明らかにする。

著者

岩澤 倫彦

フリージャーナリスト。テレビ朝日、フジテレビなどの報道番組で、事件や社会問題、医療などを取材。ドキュメンタリー番組の監督も務める。血液製剤によるC型肝炎の調査報道で、新聞協会賞、米・ピーボディ賞などを受賞。著書に『検証C型肝炎』、『薬害C型肝炎女たちの闘い』、『バリウム検査は危ない』、『やってはいけない歯科治療』(いずれも小学館)、『やってはいけないがん治療』(世界文化社)。文春オンラインで「東京女子医大の闇」を連載。

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