書名(かな) | おおずもうめいはくらのごくい |
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ページ数 | 224ページ |
判型・造本・装丁 | 新書判 |
初版奥付日 | 2025年05月20日 |
ISBN | 978-4-16-661494-3 |
Cコード | 0295 |
二横綱をはじめ関取十二人を育て上げ、角界最大最強部屋となった伊勢ヶ濱部屋。関取に引き上げる確かな指導、逸材を全国に求めるスカウティング、相次ぐ合併にも部屋を〝チーム〟に纏め上げ、「応援してもらえる」工夫。そして照ノ富士を再起させた逸話など。元横綱旭富士が自らの半生とマネジメントの極意を語る。
【目次】
まえがき
序 章 愛弟子・照ノ富士の引退
第 1 章 ルーツ・青森 悪ガキ正也から近大まで
第 2 章 漁師時代から〝騙されて〟入門まで
第 3 章 横綱挑戦から現役引退まで
第 4 章 新米親方として奮闘
第 5 章 相撲部屋の経営術 初地方場所は大赤字
第 6 章 部屋の土台作り スカウト
第 7 章 吸収合併 宮城野部屋も
第 8 章 チーム伊勢ヶ濱 コミュニケーションが大事
第 9 章 新弟子が逃げた! 危機管理
第 10 章 親方流の稽古指導
第 11 章 日馬富士発掘から引退まで
第 12 章 照ノ富士を説得した親方の経験談
第 13 章 尊富士の初優勝 青森の地縁
第 14 章 自分の夢 今の相撲界
終 章 おかみ・淳子さんが見て来た風景
九代 伊勢ヶ濱正也(きゅうだい いせがはま せいや)
1960年7月6日、青森県西津軽郡木造町(現・つがる市)出身。本名・杉野森正也。第六十三代横綱旭富士。大島部屋に入門し、1981年初土俵。87年大関昇進。90年横綱昇進。92年に引退、安治川部屋を継承。2007年、伊勢ヶ濱部屋の名跡を継承。日馬富士、照ノ富士の二横綱を輩出し、関取衆七名を擁する角界最強部屋を率いる。2025年7月、公益財団法人日本相撲協会を定年に。
【取材・構成】佐藤祥子(さとう しょうこ)
1967年11月13日生まれ、両国在住。週刊誌記者を経て、93年からライターに。月刊『文藝春秋』への寄稿をはじめ、『Sports Graphic Number』での連載、月刊『相撲』(ベースボール・マガジン社)などで大相撲記事を執筆。著書に『相撲部屋ちゃんこ百景』(河出書房新社)、『知られざる大鵬』(集英社)、「どす恋花子」のペンネームで『秘伝! 相撲部屋ちゃんこレシピ』(文藝春秋)などがある。
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