人文知は武器になる 山口周 深井龍之介

1,210 (税込)
発売日2026年04月17日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(かな) じんぶんちはぶきになる
ページ数 264ページ
判型・造本・装丁 新書判
初版奥付日 2026年04月20日
ISBN 978-4-16-661529-2
Cコード 0295
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人文知は武器になる 山口周 深井龍之介

1,210 (税込)
発売日2026年04月17日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(かな) じんぶんちはぶきになる
ページ数 264ページ
判型・造本・装丁 新書判
初版奥付日 2026年04月20日
ISBN 978-4-16-661529-2
Cコード 0295

世界のビジネスエリートはなぜ人文を学ぶか

世界のエリートはなぜ歴史を学ぶのか?

「意思決定の質」が変わる
人類社会の「傾向」を知ろう
日本の強みはセンスにあり

ベストセラー『人生の経営戦略』などの著者と
「歴史を面白く学ぶコテンラジオ」MCの初対談

人文知は、思考や判断、行動を変える。

●失敗するリーダーや組織には共通点がある
●世界のスター経営者は人文科学系の出身
●「アメリカ一強」から「権力が分散する時代」へ
●組織や文明が滅ぶ一番の理由は「内部分裂」
●「まだ大丈夫」という瞬間は、すでに危機
●ナンバー1がナンバー2の戦略をマネたら負ける
●伸びている会社の特徴は「おせっかい」
●変化を無視した成功体験の再現は失敗する
●日本は「長中期的な合理性」に対するセンスがいい
●人類は「儀式」をしなければ合意形成できない

AIの進歩などによって「常識」や「正解」が激変し、ビジネスの世界でもパラダイム・シフトが起きつつある。そんな不確実な時代を生き抜くビジネスパーソンには「人文科学」の知見が必要なのだ。これからの世界と日本を考えるための必読書。

目次

はじめに 山口周
 優秀さの定義が書き換わる
 AIに代替される知的生産
 「正しさ」が揺らぐ
 世界を理解するための見取り図
 「判断の基準」をつくるための訓練
第1章 ビジネスパーソンに人文知は必須である
 1:失敗するリーダーと組織の共通点
  複数の視点を獲得することが人文知
  正確な現状認識が成否を決める
 2:時間軸を長く、空間軸を広くとる
  いま、起きていることを理解する
  「新しい世界の見方」が必要に
 3:世界は「アメリカ一強」から「権力が分散する時代」へ
  まだ大丈夫だという瞬間は… …
  世界秩序が書き換わった
  米中による「新グレートゲーム」
  21世紀の覇権国は?
 4:人類社会には「傾向」がある
  未来について考えるには
  すべての学問に関わる土台
  哲学史はトーナメント戦
  「東大クイズ王」と日本の教育カースト
 5:世界のスター経営者は人文知を学んでいる
  MBAより人文知
  個人の「人生の競争戦略」にとって大きなチャンス
  習った知識が使えない時代には人文知
 6:変化が激しい時代は対話力を高めよう
  日本の経営者はエキスパートの活用が苦手
  日本には「翻訳者」が欠けている
 7:「常識」が一生の間に何度も変わる
  幸せだと思っていた生き方が否定される
  アジア的・インド的な哲学が鍵に
 8:ビジネスでパラダイム・シフトが起こる
  企業が国家機能の一部を担っていく
  企業価値はどうすれば高められるのか
  優秀な人材を確保するには
  なぜ過去に多くの企業や産業が滅びていったのか
  これからのリーダーに求められる力
第2章 すべての出来事は過去に起きている
 9:人間は基本的に変わらない
  経験を活かさない手はない
 10:タイミングを読む力タイミングを読むにも現状理解
  アーリーアダプターとパラドックス
  秀吉は「波に乗る達人」、人文知を活かした家康
  ネスレがインド市場でシェアトップの理由
  衝動を回復せよ
  イギリス外交の四つの要諦
 11:過ちを繰り返さないために
  この100年で何が変わったのか
  中世には存在しなかった世界的リスク
  アメリカは理念と利得で動く
  次の世代のために、よりよい世界を
 12:21世紀的な企業のあり方
  中国の古典がきっかけ
  哲学は思考回路をたどることが大事
  失敗の経験をためてわかってきた
  仮説は早めに絞ろう
  未開拓かつ競合が少ないものを取りに行く
  伸びている会社の特徴は「おせっかい」
第3章 歴史はどう動くのか
 13:技術革新が社会を変える
  ヘーゲルか、ニーチェか、シュペングラーか
  構造的な変化で、正解がバグになる
  世界大戦の背景
  人類史における変化の因果関係
 14:規範は時代で変化する
  ガンダムを操縦している感覚で生きる
  社会の規範は技術革新で変わる
  規範に振り回されないためには
  株式会社はとんでもない発明
  航空機を進化させたイノベーション
 15:勝者になれる人の条件
  社会にとって希少なものが何かで勝利条件は変わる
  「傾向」は繰り返されている
  パクス昭和後の厄介な時代
第4章 歴史を武器にする独学の技法
 16:まず「問い」を立てる
  日本の教科書はおもしろくない
  具体的な問いか、抽象的な問いか
  問いを立てるにも教養が必要
 17:学びに近道はない
  一生続ける覚悟を
  聖書を文学部的に読む
 18:全体感をつかみながら知識を深める
  読む本をどう見極めるか
  ビジネスパーソン勢が横断的な勉強をする意味
  読書は身体行為
 19:ビジネスのアナロジーで考えない
  人文知は競争優位に貢献する
  学んだことで絶望することも
  ジョギングやダイエットと同じ
  「わかる」から「かわる」

第5章 これからの世界
 20:ナンバー1がナンバー2の戦略をマネたら負ける
  復古主義的な動きは衰退フェーズ
  変化を無視した成功体験の再現は失敗する
  衰退論が流行るのは絶頂期
  大国は「過剰拡大」で衰退する
  中世に戻り、宗教がますます重要に
 21:組織は内部分裂で壊れる
  文明が滅びるのは内的要因
  既得権益の固定化が衰退を招く
 22:欧米は「理性を駆動させれば真理に到達する」と信じている
  相手を知ろうとする感覚が重要
  アメリカが他国を理解しようとしない理由
  日本以外のG7メンバーはキリスト教国

第6章 日本の未来
 23: 「空気を読む」スキルは世界で活かせる
  日本人が培ってきた「ハイコンテキスト文化」
  日本が主導できる領域
 24: 「魔改造」が日本の伝統
  これから国風文化の時代に
  「下部構造」は変わらない
 25:ダブルスタンダードに耐え続けているのは日本だけ
  血反吐を吐くまで葛藤した夏目漱石
  永井荷風の絶望
  西洋と自国文化の板挟みに悩んだ、日本とトルコ
  日本は強いポジションをとれる
  大阪のおばちゃんのウィズダム
 26: 「封建資本主義」が世界のモデルに
  「跡継ぎ企業」と公共性
  日本にしかとれない戦略
  明治は欧米型に近い競争社会だった
 27:人類は「儀式」をしなければ合意形成できない
  未来は予測できるのか?
  ビジネス界を支配しているのは「古い哲学」
  矛盾を引き受け決着させるのが、経営者の責任
  古代中国では亀の甲羅で意思決定
  儀式のスタイルを時代に即したものに
 28:数字ですべては測れない 
  ロバート・ケネディの問いかけ
  理性を信じると間違える可能性が高い
  投資家や金融機関は「意志」と「気概」を
  なぜ日本でスタートアップが育たないのか
 29:日本の強みはセンスにあり
  言語化できないけど実践できる
  センスで動く日本、ロジックだけで動く欧米
  ドラッカーが称賛した明治維新
 30:確変する世界で求められるエリート像
  本質的な決定を下す力
  アメリカのマネで失敗
  日本なりの多様性を
  変化に気づかない組織やエリートは退場する
おわりに  深井龍之介
 「外圧」ではなく「自らの意思」で決める
 コストをかけるという覚悟
 日本が知の先進国となるために
 人文知のエコシステムを支えたい
 最後に

著者

山口 周

深井 龍之介

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