第151回(2014年)芥川賞

春の庭 柴崎友香

726 (税込)
発売日2017年04月07日
ジャンル小説
商品情報
書名(カナ) ハルノニワ
ページ数 256ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2017年04月10日
ISBN 978-4-16-790827-0
Cコード 0193
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第151回(2014年)芥川賞

春の庭 柴崎友香

726 (税込)
発売日2017年04月07日
ジャンル小説
商品情報
書名(カナ) ハルノニワ
ページ数 256ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2017年04月10日
ISBN 978-4-16-790827-0
Cコード 0193

心が解き放たれる芥川賞受賞作!

第151回芥川賞受賞作。「春の庭」
書下ろし&単行本未収録短篇を加え 待望の文庫化!

東京・世田谷の取り壊し間近のアパートに住む太郎は、住人の女と知り合う。彼女は隣に建つ「水色の家」に、異様な関心を示していた。街に積み重なる時間の中で、彼らが見つけたものとは――第151回芥川賞に輝く表題作に、「糸」「見えない」「出かける準備」の三篇を加え、作家の揺るぎない才能を示した小説集。

二階のベランダから女が頭を突き出し、なにかを見ている。(「春の庭」)

通りの向こうに住む女を、男が殺しに来た。(「糸」)

アパート二階、右端の部屋の住人は、眠ることがなによりの楽しみだった。(「見えない」)

電車が鉄橋を渡るときの音が、背中から響いてきた。(「出かける準備」)

何かが始まる気配。見えなかったものが見えてくる。

解説・堀江敏幸

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著者

柴崎 友香

作家。1973年生まれ。 『春の庭』 『続きと始まり』

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