| 書名(かな) | えゔりしんぐ ふろうず |
|---|---|
| ページ数 | 400ページ |
| 判型・造本・装丁 | 文庫判 |
| 初版奥付日 | 2017年05月10日 |
| ISBN | 978-4-16-790848-5 |
| Cコード | 0193 |
「これは自分が書いた中では、ほんとうに好きな小説ですね」――津村記久子
『水車小屋のネネ』『この世にたやすい仕事はない』が話題の著者が贈る、傑作青春小説。
中学生のヒロシは、背は低め、勉強もスポーツも苦手。唯一得意な絵を描くことも、最近は自信を失いかけている。
中三になって出会った新しいクラスメイトは、なんだか大人びた男子だったり、やたらと声の大きな女子だったり、悩みを抱えてそうな生徒もいる。
学校は退屈だし、進路のことは不安だし、母親はうっとうしいし、自分が何をしたいのかもわからない。
何気ない一言に傷ついたり、苦手なやつの意外なやさしさに触れたり、
中学生の自分たちにはどうにもできない理不尽なこともたくさんたくさん、ある。
だけど、それでも、力がなくても、正しい方を選ぼうとすることはできる。
中学生だし、何もできないけど、でももしかしたら何かはできるかもしれないし。
「しないといけないことだから。逃げたら、たぶん一生後悔するから」
うっとうしくて、めんどくさいけど、たぶん、忘れられない毎日だ。
一日一日、大人になっていく、少年の一年の物語。
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