ダブルマリッジ 橘玲

924 (税込)
発売日2020年02月05日
ジャンルエンタメ・ミステリ
商品情報
書名(カナ) ダブルマリッジ
ページ数 368ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2020年02月10日
ISBN 978-4-16-791437-0
Cコード 0193
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ダブルマリッジ 橘玲

924 (税込)
発売日2020年02月05日
ジャンルエンタメ・ミステリ
商品情報
書名(カナ) ダブルマリッジ
ページ数 368ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2020年02月10日
ISBN 978-4-16-791437-0
Cコード 0193

実話にもとづく驚天動地のストーリー

大手商社のエリート社員、桂木憲一は、妻、大学生の娘と幸せな家庭を築いていた。だがパスポート更新のために、戸籍謄本を取り寄せたことから、生活が暗転しはじめる。なんと、最新の謄本には、「婚姻」欄に、妻の里美と並んで、マリア・ロペスというフィリピン国籍の女性名が書かれていた。
役所からは、「刑法には重婚罪がありますが、民法上は、当事者からの請求がないかぎり、行政が重婚を解消する手続きは、定められていないのです」という意外な答えが返ってきた。
マリアはなぜ、今になってこのような行動に出たのか?
数日後、憲一の自宅に、一通の封書が届く。中を確認した妻は悲鳴をあげた。
送られてきたのは新たな戸籍謄本で、そこには「長男」として「ケン」という名が書かれていた――。
実話に基づく驚天動地のストーリー。そして物語は、やがて最も悲しいラブストーリーへと姿を変える。

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担当編集者より

自分の戸籍謄本を取り寄せてみたら、婚姻欄に自分の配偶者ともう一人、知らないフィリ
ピン人の名前があったら、あなたはどうしますか? 日本は一夫一婦制の国で重婚は犯罪ですが、実は日本の法律に穴があり、実際にこんな驚くべき事例がいくつもあったのです。『言ってはいけない』、『上級国民/下級国民』等でベストセラーを連発する橘玲さんらしく、この小説でもこの驚愕の事実を厳密に押さえ、翻弄される日本人家族を見事に描きます。謎のフィリピン人女性の目的は何か、主人公の男に過去何があったのか――。ページをめくる手が止まらない、国際司法サスペンスの傑作です。(担当 KN)

著者

橘 玲

1959年生まれ。作家。2002年、国際金融小説『マネーロンダリング』でデビュー。同年刊行され、「新世紀の資本論」と評された『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』が30万部を超えるベストセラーに。2006年、『永遠の旅行者』が第19回山本周五郎賞候補作となる。2017年、『言ってはいけない 残酷すぎる真実』で新書大賞受賞。近著に『世界はなぜ地獄になるのか』、『運は遺伝する 行動遺伝学が教える「成功法則」』(安藤寿康氏との共著)など。

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