書名(カナ) | ムスメノイワイゼン ニウリヤオマサ アジバナシ |
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ページ数 | 304ページ |
判型・造本・装丁 | 文庫判 |
初版奥付日 | 2023年10月10日 |
ISBN | 978-4-16-792116-3 |
Cコード | 0193 |
「煮売屋お雅」シリーズ第二弾!
腹を空かせた町人たちが頼りにしている、旬のお菜をたっぷり揃えた「旭屋」。見世の主であるお雅は、おかみさんたちの希望で、桃の節句に合うお菜をこしらえることに。年に一度のお祝いのために知恵をしぼるお雅だが、雛祭りを喜べない娘がいることもわかり――。「旭屋」を取り巻く、温かくて少し切ない人間模様を描く傑作時代小説。
<収録作品>
子どもたちが拾った野良猫の「貰い手探し」をお雅は手伝う「ひろい猫」
怪我をしたお雅の代わりにお妙が下ごしらえを任されるのだが…「寒のもどり」
父を探しに上州からやってきた娘の面倒を、「旭屋」でみることに「別れのやきまんじゅう」
娘たちを元気づけるべく、お雅は「旭屋」で雛祭りをひらく「旭屋のひなまつり」
読み書きが苦手な真吾のために、お雅が思いついた妙案とは「いろはに初かつお」
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