作品紹介

〈「ミミヲキリ、ハナヲソギ……」から読み解く異色の日本文明史論〉

なぜ、「耳なし芳一」は耳を失ったのか。
なぜ、豊臣秀吉は朝鮮出兵で鼻削ぎを命じたのか――。

これでもかというほどの史料博捜と、「なんか気持ち悪くないですか?」と好奇心丸出しの耳塚、鼻塚現地踏査。その結果、日本史上最も有名な〝猟奇的風俗〟に隠された意外な真実が明らかになる!

文庫化にあたり、新たに「爪と指」に関する論考と、耳鼻削ぎを描いた図版を大幅増補。
身体部位から広がる、日本社会の豊穣なシンボリズムを拓いた画期的論考。

高野秀行氏、絶賛!
本書は「まさか」の徹頭徹尾、耳鼻削ぎの話だった。誰がどのような経緯でどういうふうに耳を切られたり、鼻を削がれたかという具体的事例が満載で、手加減ゼロである。本当にどういう神経をしているんだろうと思う。しかし、作家・清水克行史上、最も文章技術や構成に気を配った、秀逸な読み物となっており、最初から最後まで読者を――私のようなグロが苦手な読者も――捕まえて離さない。 (「解説」より)

担当編集者より
室町ブームの火付役と呼ばれ、テレビ等にも出演する、気鋭の中世史家・清水克行さんが挑むのは、「耳削ぎ」「鼻削ぎ」という奇抜なテーマ。友人の高野秀行さんは「どういう神経をしているんだろう」(「解説」より)と眉をひそめますが、古代から近世まで徹底して集められた多数の史料、耳塚・鼻塚の現地調査、さらに、「小牧長久手合戦図屛風」をはじめとする耳鼻削ぎ充実の図版群に、気持ち悪さなど忘れて惹き込まれること間違いありません。「清水克行史上、最も秀逸な読み物」(高野氏)をご堪能ください!
商品情報
書名(カナ) ミミハナソギノニホンシ
ページ数 272ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2019年04月10日
ISBN 978-4-16-813080-9
Cコード 0195

著者

清水 克行

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