作品
権謀術数うずまく戦国の世を生き延び、百万石をかかえるにいたった前田家の藩主・前田利常、光高、綱紀の3代を描く長篇歴史小説
補佐役、かくあるべし。日本初の機関砲隊を指揮した「ガトリング家老」河井継之助など、大胆な戦略で主を支えた家老六人の生涯
家光の陰には機知に富んだひとりの老中がいた。徳川幕府に持ち込まれる無理難題を鮮やかに解決した男の「知恵」と「発想」に学べ!
桶狭間の戦いで今川義元の首級を挙げた毛利新介と服部小平太。天下統一を目論む信長の裏で、二人の武将は数奇な運命を辿ることに
寡黙な巨漢・島田魁、近藤勇を撃った男・富山弥兵衛、最後の新選組隊長相馬主殿など、隊士の生死に宿る光と影を描いた傑作小説集
会津・日新館、水戸・弘道館、庄内・致道館、薩摩・造士館……。東北から九州まで、各地の藩校を訪ねながら、教育のルーツを辿る
旅順陥落後、兵力を消耗した日本軍にロシア軍は攻勢をかけてきた。そして、日本海海戦の火蓋が切られ、大長篇は感動の完結を迎える
日露戦争開戦直後から難航不落の旅順要塞をめぐって両国は血を流しつづける。戦略と戦術に全力を注ぎ、大国ロシアに日本が挑む
明治維新をなしとげ、欧米列強に並ばんと近代化を急ぐ若き日本。四国松山出身の秋山好古、秋山真之、正岡子規を中心に明治を描く
新選組伍長として幕末の動乱を戦い抜いた寡黙な巨漢・島田魁。終身、新選組に忠義を尽くし続けた男の波瀾の人生を描いた剣豪小説
京都、多摩、流山、会津若松、宮古湾、函館など新選組ゆかりの土地を文章と写真で案内。読んで面白く見て楽しい傑作ガイドブック
桶狭間の戦いで、今川義元の首級をあげた信長配下の二人の武将を待ち受ける数奇な運命――。史伝文芸の味わい豊かな戦国歴史長篇!
三島由紀夫と死を共にした青年・森田必勝。異様な生彩を放つその短い生涯を丹念に追跡し、歴史的事件の真相に迫る一級の史伝文芸
明治十三年、元陸軍軍曹・川上行義は遂に仇敵を討ち果たすが……。次代の風雲に乗じきれずに散った荒ぶる魂を描く、妙趣富む六篇!
将軍家光の異母弟として悲運の生をうけながら、忠勤と民への慈愛身をつくした、この稀有なる会津藩主の歩んだ清洌な生涯を辿る
飯盛山で集団自決を遂げたのは白虎隊の一部に過ぎない。残りの多くの隊士たちは戊辰戦争を、そして「戦後」の明治をどう戦ったのか
三島由紀夫と死をともにした森田必勝のみじかく烈しい生涯をつぶさにたどり、その青春彷徨、懊悩、真情を見事に叙した異色作品!
長引く戦争で、国力の尽きつつある日本。ロシアのバルチック艦隊が出動する。国家の命運を賭けた大海戦が始まった——。
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