作品
中国残留孤児だった父の半生を追いたい――「日本生まれの中国残留孤児2世」が、10年がかりで旅の果てに描いた壮絶なドラマ
18万部のベストセラーとなった被災地の子どもたちの作文集「つなみ」。そこに、原発に苦しむ福島の子どもたちの作文を加えた保存版
自身の出身地から中上健次の故郷まで日本全国500以上の被差別部落を訪ね歩いた13年間の記録。大宅壮一ノンフィクション賞受賞
14万部を越えるベストセラー「つなみ 被災地のこども80人の作文集」。その背景にある家族喪失の悲劇、再生への日々を追う
魯山人と親交のあった父は、彼の死後すべてを売り払ってしまう。なぜか? 過去を辿る旅のなかで、魯山人の真実が明らかになる
真珠湾を描くハリウッド大作で黒澤はなぜ解任されたのか。米側の資料からその軌跡を再現した迫真のドラマ。大宅賞ほか3賞を受賞
かつて中上健次が「路地」と呼んだ被差別部落。その出身者である著者が、日本全国に存在する路地を旅する異色のノンフィクション
酒鬼薔薇事件の28年前、そっくりの事件が起こった。息子を無残に殺された母は地獄を生き、犯人は弁護士として社会復帰していた
柳田国男以降、最大の業績をあげた民俗学者・宮本常一の生涯を、物心両面で支えた財界人・渋沢敬三との対比で描く大宅賞受賞作
17歳のテロリストは舞台へ駆け上がり、その冷たい刃を青ざめた顔の老政治家にむけた。とぎすまされたノンフィクションの最高傑作!
85年、新宿新都庁舎コンペ(設計競技)。建築界の天皇・丹下健三に、弟子の磯崎が挑み、敗れた「幻の」都庁をめぐるノンフィクション
吹雪の中、その男はやってきた。消えた魯山人の数々の作品とその署名が、のちの大贋作事件をひきおこす。異色の評伝ここに登場
『転がる香港に苔は生えない』で大宅賞を受賞した気鋭のノンフィクション作家が、開放政策に沸く等身大の中国を描いたデビュー作
終戦直後の沖縄。密貿易が横行するなかで、女王として君臨した度胸と才覚の女性ナツコの足跡を徹底的に発掘したノンフィクション
世界を震撼させたバーミアン遺跡破壊。その陰にテロ戦争へ突き進むアルカイダとビンラディンの策略があった! 大宅壮一賞受賞作
中国返還前の香港で、たくましく生き、様々に悩み、見果てぬ夢を追い続ける香港の人々の素顔。第32回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作
戦勝国の資本によって真珠湾奇襲を映像化しようとしたとき、もう一つの悲劇がクロサワを襲った。太平洋をまたぐ取材を敢行した力作!
戦後の沖縄密貿易時代を、類まれな才覚と器量で颯爽と生きた女親分「ナツコ」を生き生きと蘇らせた画期的評伝ノンフィクション
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