2015.02.17
三浦瑠麗さんの新著や東野圭吾さんの『虚像の道化師』文庫化ほか、ページアクセスが増加中の書籍を3冊ご紹介。
こんな本がいま注目されています。
今週のセールスランキングを先ほど公開しましたが、それ以外にも発売前からページへのアクセスが増加している注目の本など、3冊をご紹介します。
まずは、NHK「ニッポンのジレンマ」で注目を集めた三浦瑠麗さんの『日本に絶望している人のための政治入門』です。文春新書から2月20日に発売されます。「政治には何も期待できない」という国民の政治不信、そして山積する難問、しかしこうした現状は、政治を甦らせる好機でもある──。気鋭の政治学者である三浦さんは「安倍政治」の急所を衝き、マンネリ化した「左」「右」双方に語りかけます。
詳しい目次などはこちらから
『日本に絶望している人のための政治入門』(三浦瑠麗・著)
『日本に絶望している人のための政治入門』(三浦瑠麗・著)
もう1冊は、2月9日に発売された『人間の生き方、ものの考え方』(福田恆存 福田逸・国民文化研究会・編)です。福田恆存のこれまでの単行本や全集類に未収録だった4篇の幻の講義――「悪に耐える思想」「『近代化』とは何か」「現代の病根――見えざるタブーについて」「人間の生き方、ものの考え方」が収録されています。
本の話WEBでは、本書の巻末に収録されている、息子さんの福田逸さんによる解説(一部抜粋)が読めます。
最後に3月に文庫化される東野圭吾・著『虚像の道化師』です。天才物理学者・湯川と草薙刑事のコンビが難事件を解決する、シリーズ王道の短篇集。なんと単行本2冊分の文庫版オリジナル編集です。お楽しみに。