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体力と根気比べのショッピング、悪名高きバクシーシュ――これには深いわけがある。エジプト旅行必携、充実と納得の画期的案内書
遣隋使の外交術から、昭和天皇の知られざるエピソードまで。ご存知歴史探偵が豪華ゲストと思う存分語り合った異色の日本史鼎談集
二・二六事件、「少年倶楽部」、美智子妃誕生、東京オリンピック、大阪万博、昭和天皇。リアルタイムで感じた昭和が、ここにある
精子をめぐる男と女の闘い、若い女がダイエットに走る理由、ファッションの意味、奇人科学者の面白エピソードなど、爆笑科学対談
オウムのテロに直面して狼狽する警察首脳、動くに動けぬ自衛隊。封印された極秘の捜査資料を元にオウムとの壮絶な闘争を再現する
昭和八年、「月辰会研究所」から出てきた女官が自殺した。特高係長は謎を追うが――。満洲と日本を舞台に描いた未完の大作千七百枚
(上を参照)
生意気で動物仲間のボス的存在のネロ。ドイツ人夫婦に連れられ、故郷イタリアからドイツへ行くが……有名女流作家の世界的話題作
リストラされる団塊の世代!定年を数年後にひかえた彼らを襲う退職金カット。ついに彼らはある計画を企てる。異才が放つ問題作
「ブラック・ダリア」から「ホワイト・ジャズ」にいたる“暗黒のLA四部作”の総決算的短篇集。“四部作”の裏を読む面白さ横溢!
怪異地に充ち、悪漢跳梁し、龍が飛ぶ。現代人の想像力を遥かに越えた豊潤な異記の世界が、気鋭の美術史家によって掘り起こされる
吉行淳之介、村松剛ら、友人の死との際会。忍びよる病いの影。その中で明るさとユーモアを貫く著者の静かな闘い。心にしみる随想
愛妻家の毛利元就が天下をとれば日本の女性史はどうなっていただろう? 歴史小説の第一人者である二人が埋れた史実を縦横に語る
アトランタで不死鳥の如くきらめいた有森裕子をはじめ、福永洋一(競馬)、福間納(野球)、林敏之(ラグビー)ら六人の光と影を追う
紀伊勝浦の友人を訪ねた日下刑事は、露天風呂から海で溺死する男を目撃。翌月、妻が不審な死を遂げた…。十津川警部もの四篇収録
終わりなき成長神話は死んだ。新しい政治と社会のアイデンティティ、地域間の協力が必要であり、“相互主義”こそ未来を救う!
娘たちの約50%は父親のことが嫌いです。理由はとても複雑です。一五○○人の娘たちが告白する「父についてのホントの気持ち」
大和銀行巨額損失事件で逮捕された元トレーダーがニューヨークの獄中でつづった全六百枚の真相。日米震撼の独占出版!話題の書
三船敏郎、乙羽信子、梅原龍三郎、そして司馬遼太郎。大好きな人、宝物のように大事な人の思い出を軽快なタッチで綴った名エッセイ
世界ランク4位まで上りつめた伊達公子は、日本が生んだ最高のスポーツ選手だ。至高のプレーとプライベートを追った唯一の写真集
日本六十余州を我が掌中に。権謀術数の限りを尽し、壮大な野望をとげた家康だが……。「夢」三部作掉尾を飾る畢生の歴史小説巨篇
俳句の魅力を生涯にわたって説き続けた歳時記研究の第一人者による名作俳句の鑑賞評釈を集成。俳句初心者にうれしい座右の書!
「海の見える家に住みたい」長年の夢をかなえて、湘南海岸の茅ヶ崎に移り住んで40年。海をこよなく愛する著者が、四季折々の湘南と日毎に変わる「光る海」を愛情こめて爽やかに描く。
いま、貧乏は貴重である。体験しようと思ってもなかなかできるものではない。“ひがむ・ねたむ・そねむ”を合言葉に貧乏旅行の道を究めた奥の深ーい一冊。傑作エッセイ15篇。(中島らも)
日本の誕生から幕末の動乱まで、史上の人物や事件など二百ちかい数のテーマに豪華執筆陣が随想を繰り広げる。知られざる人間模様やユニークな史料分析など歴史読物の醍醐味を満載。
ギリシャでは男に言い寄られ、フランスではスリにあう。スリルとハプニングに満ちた超面白海外旅行記。親友、吉行和子氏、冨士眞奈美氏と交互に書いた旅日記も併録。(関容子)
剣の道は日々、生き死にの悟りなり。心澄みわたる武蔵に死の直前、身を貫く天啓が……。妙味と興奮満載の読み切り時代大河。完結篇!
(七を参照)
レオナルド・ダ・ヴィンチの水上歩行器、平賀源内のエレキテル、フーコーの振り子をはじめとする古今東西の傑作「からくり」技術から読み解く新発想・新発明・新発見のヒント122。
逃げろ! 地上最悪の虎口から。旧ソ連の軍事機密を知りすぎたため、秘密警察に追われる日本人技術者とロシア人娼婦の恋と謀略のノンストップ活劇。サントリーミステリー大賞受賞作。
自分を謎に包むことでますますカルト性を高めた芸術家が珍しく自己をさらけだした。タクシーのチップから著名人の暴露話まで、十年間にわたる珍妙日録短縮版。二十世紀最大の奇書!
和田誠が憧れのデザイン業界での修業時代を文章と懐かしいデザインで綴った六〇年代グラフィティ。
故郷の町の自動車エンジン工場からF1チームのメンバーに選ばれた男の充実した人生、そして三年間の出向を終えて帰郷後の脱力感を描く、第百十一回直木賞受賞作。(田辺聖子)
打合せにいったケイトを迎えたのは、クライアントの死体だった。先物取引界の大物である彼には殺される理由がいっぱい。でも自分が犯人扱いされるなんて……。タフな女の孤独な戦い。
国際ピアノコンクールの舞台裏、演奏旅行先でのエピソード、世界のピアニスト達の不思議な生態など、失敗談から辛口の文明批評まで。エスプリ溢れる三十九篇のエッセイ集。(檀ふみ)
少年の日の夏、ほのかな恋、そしてイギリスで過ごした日々。40篇のリリシズムあふれる文章と著者自身の手になるスケッチが、幻の旅へと心を誘う。林望が贈る大人の絵本。(林あまり)