発売月を選択
『博士の愛した数式』など、小説の中の言葉たちを「標本にする」試み。小川洋子の小宇宙をビジュアル化した、ファン必携のガイドブック
生前は要注意人物、死後は自由主義者として排撃、戦後は民主主義者としてGHQ公認!? 1万円札の肖像におさまるまでの毀誉褒貶を描く
江戸町名主の跡取り息子・高橋麻之助が親友とともに様々な謎と揉め事に立ち向かう好評シリーズ第3弾。麻之助もとうとう人の親に?
汗多と耀司。幼馴染で親友の2人は無料ゲーム運営会社を一緒に立ち上げるが、マネーゲームに巻き込まれ命を狙われるようになる
さしいれの達人・竹内結子が、撮影現場や友人との集まりに持参する美味しい品々を大公開! 甘いものから酒のつまみまで約100品
職人の世界に飛び込んだおはんを襲う、世間の白い目、仲間のいじめ。厳しい道の先に女の幸せはあるのか。涙と感動の長篇時代小説
2001年に発見された『ガリヴァー旅行記』の続篇。そこには旅行記の全貌が記されていた? 日本の侍・狩場蟲斎も活躍する冒険物語
曾野綾子、立花隆、内田樹らが語る、生と死、そして個人と社会。不安が増大する時代に、人はいかに生老病死に向き合うべきかを説く
三蔵法師より危険な海路で天竺を目指した変わり者の僧・義浄の旅を、『僕僕先生』で注目の著者がファンタジックに描く壮大な冒険譚
40代から上り調子になる人と、老化の坂道を転げ落ちる人の違いは「脳にいい習慣」にあり。今日からできる脳を若くする77の方法
信頼の心を法的理念として制度化された信託の起源から法制化までを分かりやすく解説。著者と各界著名人20名の「信託対談」併録
鬼平のもとで修行する身の若者は、詰まらぬ内勤に腐っていた。鬼平に外廻りの捜査を命じられ喜んで飛び出すが。「見習い」他全4篇
絶筆となった週刊文春連載他、放送作家として関わったテレビのこと、生前、関心のあった食べもの・旅などを纏めた達人のエッセイ集
銀座の高級クラブのパトロンは誰なのか。仮面の下の本当の貌は? 知られざる聖域・銀行と金融界の闇を鋭く描く企業推理小説の傑作
仏像庄右衛門が、盗みに入った寺で逆さに吊るされた秘仏に遭遇した同じ頃、深川では似た格好で殺された芸者の死体が見つかり……
暮れなずむたそがれ時の酒場を漂流するフォークシンガーが描く、酒をめぐる抱腹絶倒ワンダーランド。酒食エッセイの最高傑作!
故郷を出て、バブルに沸く東京で、私は仕事も恋も手にいれたはずだったのに……。「オトナの女」6人の迷いと再生を描く傑作短篇集
終戦直後、焼け跡で出会った男3人。年齢も境遇も違う彼らは浅草のストリップ小屋で家族のように暮らし始める。直木賞受賞第一作
紅茶キノコの仕掛け人だった医療ジャーナリストが自らの体験を基に明かす民間療法の真実。これさえ読めばもう騙されない!
「おれは、単純であろうとしている」。秋山兄弟や子規、陸海軍人など登場人物の名言・名セリフで綴る「坂の上の雲」読本の決定版
福島第一原発からの止まらない放射能汚染。子どもたちを見えない敵から守るために、今、絶対に知っておかなければいけないこと
山一の社内調査委員会で経営責任を追及し、長銀事件で経営陣を国策捜査から救った弁護士。自らの秘録を通じ、金融システムを問う
劉備亡き後の蜀を支えてきた諸葛亮は、建興12年、五丈原で薨じた。そして楊儀と魏延の蜀兵の指揮をめぐる対立が鮮明になり——
「私」はどうやって「私」になっていったのだろうか。人生と時代への諦観と進取の志に揺れる青春を緻密に描ききった自伝的小説
チェルノブイリ、東海村臨界事故、スリーマイル、阪神大震災、奥尻島津波、広島原爆と枕崎台風。事故と災害ルポ50年分が一挙に読める
日本中を興奮の坩堝にまきこんだ長与千種とライオネス飛鳥。そして彼女らに涙した全ての少女たち。あのときとそれから。真実の物語
他人の心を操れる者たち。その1人が企む陰謀を止めねばならない。最後の最後の驚愕の真実までノンストップの超絶サスペンス
結婚式に出席、上司の家へお呼ばれされた時など、自分の立ち振る舞いがなんとなく不安……。コミックエッセイでマナーを総ざらいしよう
東大コンプレックス嵩じて吃音症に陥り帰郷した青年と、心優しき花石の人たち。東北方言と至高のユーモアで読ませるザ・青春小説
役者仕込みの軽業と女もしのぐ艶やかさ。江戸を颯爽と生きる蘭陽が、相棒の天才絵師・春朗(葛飾北斎)と怪事件に挑む青春捕物帖
大人気「池袋ウエストゲートパーク」シリーズ第9弾。茨城の“奴隷工場”から中国人少女が脱走。捜索を頼まれたマコトは中国裏組織に近づく
昭和20年、原爆で壊滅した広島を大型台風が襲った。二重災害の悲劇の全貌を掘り起こした柳田邦男ノンフィクションの傑作を復刊
かつて日本有数の盛り場だった日本橋に生まれ育った著者が、実家の和菓子屋の盛衰を、土地とそこに住む人々の歴史として振り返る
40年ぶりの再会。眩しかった彼女と浅間山へ——清冽にしてせつない珠玉の4篇。泉鏡花賞・芸術選奨文科大臣賞をW受賞した話題作
集団就職をきっかけに、東北の貧農から実業家に出世した男が守り続けた秘密とは? 高度成長期の昭和が舞台の成功と喪失の物語
連続殺人を犯して施設に収容中のジェレミーが脱走、NYに潜入した。その狙いは? 緻密に編まれた伏線がもたらす衝撃の真相!
女としての人生が終わる前に性愛を極める恋がしてみたい。35歳の脚本家・高遠奈津の性の彷徨が問いかける夫婦、男、自分自身
佃の渡しで、渡し船が衝突して沈没。死んだ乗客には不思議な接点があった…。江戸の怪奇を解き明かす「耳袋秘帖」殺人事件第12弾
人間の欲望が生み出した快楽の宴。足専門娼家、乳房マニア、奴隷契約書etc.。世界中から集めた「性」にまつわるエピソードで綴る
女性作家3人が選んだ、驚きと感動に満ちた時代小説6篇。極めつきの名短篇が与えてくれる「希望」をめぐる充実の解説座談会付き
20年代NY、裏通りの博物館に住む少女とワケありな仲間がラリックの硝子やベーブのボールなど奇妙な展示品を巡る事件を解決!
難解をもって知られるレヴィナスの画期的な入門書にして、かつ著者の知性の骨格を指し示す貴重な1冊。レヴィナス三部作、第1弾
ラカンの精神分析的知見を関与させてレヴィナスを読解する——。「難解×さらに難解」で複雑な結び目は解けるのか。思想の大冒険
額に三寸余りの三日月形の刀痕、東は仙台、西は京まで、庶民の味方旗本退屈男・早乙女主水之介が大活躍! 大衆小説の代表作!
財務相が刺殺された。犯人は完黙し身元不明のまま。捜査は政治家と暴力団・芸能界の闇に迫る。元公安マンが描く新時代警察小説!
「東京」に行けば何かを成せると思っていた。幕末から昭和にかけ涙を流しながら夢にすがる名もなき野心家達を暖かい筆致で描く
「麝香ねずみ」と呼ばれる悪の一味に蝕まれた長崎の街に、江戸からきた男、奉行所与力・伊立重蔵が立ち向かう。新シリーズ第1弾
猫と遊び、猫をからかい、猫に吐かれる。そんな小さな事件しか起こらない伊藤家の3人暮らしをゆるゆるっと無修正でお届けします