作品
結婚30周年を迎えた日、ついに夫は家を出た。後悔、反省、希望。円熟味を一層増した筆致で描かれる、60年に亘る結婚と離婚の物語
人生をやり直すのに遅すぎることはない――そう決意した53歳の主婦の冒険を絶妙なタッチで綴った待望の最新作。全米ベストセラー
子供三人、四十歳、幸せなのに満たされない主婦が、突然見知らぬ町へ旅に出た――。九五年度タイム誌ベストブック、待望の文庫化
三十歳男、バツいち、コブつき、職業・便利屋。そんな冴えないバーナビーの前に天使が現れた。待望の最新作が登場、解説・山田太一
タル家が食卓を囲むといつも空中分解。何でこうなるの? 家族だからこそ感じる複雑な思いや絆を鮮やかに描く。解説・桐野夏生
結婚二十八年の夫婦が友人の葬式のため、車で出かけていったが……。人物描写と温かなユーモアに定評ある著者の代表作、待望の文庫化
子供三人、四十歳、幸せな主婦。それが突然の衝動で家庭がうっとうしくなり、ガウンを引っかけたままで、知らない町をめざした……
生活も安定、妻と娘七人という家庭に恵まれながら、なぜか自分が不甲斐ない、家でも身のおきどころがない、そんな中年男の変な恋
三月前に死んだ夫は家中の時計のネジを巻いて歩いたものだった。喪失感のなかでも生活は続く。ある日新しいお手伝いさんが来て…
いたって地味な女子高生が深夜放送で知った地元のロック歌手に夢中になる。そんな彼女が派手好きなスターの心をつかんでしまった
兄の死の原因が自分にあると悩み始めたその日から、夢と希望に満ちた十七歳の少年の人生はまるで妙ちくりんになってしまったのだ
てんでんばらばらのようでいて、どこか断ちがたい家族の不思議な絆を、あたたかいユーモアと巧妙な筆づかいで描いた傑作中の傑作
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