作品
芥川賞が百一回目を迎えた時、奇しくも時代は昭和から平成へ移り変わった。第百一回から百五回までの六作品と選評・自筆年譜を収録
幼年期を過ごした宗教団体に復讐を企てた男は、自らも「怪物」となった。猟奇殺人、遺伝子操作、新興宗教……壮大な構想の力作長篇!!
聖書、ギリシア神話から近代の名作・大作までワインとヒトにまつわる面白エピソードを紹介、ヨーロッパ文明史の源流をさがしあてる
青年が人工頭脳を駆使して人間を支配しようと企てた時、何が起こったか? 現代に潜む前人未到のテーマに挑んだと評された芥川賞受賞作。「わが美しのポイズンヴィル」を収録。(西垣通)
海賊船に乗り組んだ少年が体験する死とナンセンスを描く「リタ・ヘイワースの乳房」ほか、三島・芥川両賞受賞の著者の最新短編集
はるかな沖合いに、胸にせまるような嵐の気配の色がある――青年の憂鬱と気概を描いて三島賞を受賞した表題作と、芥川賞作家の初々しい香気にみちた処女作「緑なす眠りの丘を」収録。
希代の頭脳を持った人間嫌いの青年がコンピュータを駆使して大衆を操ろうと企てたとき……。現代を撃つ話題の俊秀の芥川賞受賞作
家庭と勤め先を捨てて放浪の旅に出た青年が離島で気象の支配に挑む奇妙な父娘に出会って人生の真の姿を見出す。三島由紀夫賞受賞
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