作品
感性豊かで優しい大男――明治東京を舞台に「最後の木版浮世絵師」小林清親の半生を描く、直木賞受賞の傑作時代小説。
最後の木版浮世絵師といわれた光線画家・小林清親の波瀾に充ちた半生と江戸から明治に移りかわる風俗、庶民の生きざまをあざやかに描いた第百回直木賞受賞の長篇。(田辺聖子)
江戸のおんなを描いて「不世出の名人」と評された杉本章子、最後の傑作。大店の若新造から転身した人生の機微を描いて、泣かせます。
夫の浮気で離縁したおこうが、向かったのは元乳母の切り盛りする口入れ屋の三春屋。やがて女主人として人と人との縁を結んでいくが。
江戸の占い本が女たちの吉凶をズバリ! 月ごとの風物を織り込みながら江戸の女を生き生きと描く、切なくも愛らしい傑作時代小説。
女性作家3人が選んだ、驚きと感動に満ちた時代小説6篇。極めつきの名短篇が与えてくれる「希望」をめぐる充実の解説座談会付き
大地震の被害を乗り越えた信太郎。しかし、美濃屋の総領として乗り越えなければならぬ大きな問題を抱えていた。感動のシリーズ完結篇
光を失いつつ美濃屋の主として忙しい日々をおくる信太郎と、その身を案じるおぬい。ある日、江戸を大きな揺れが襲う。感動の傑作
「オール讀物」に毎月掲載されていた本篇は、月ごとの風物を織り込みながら江戸の女を生き生きと描き出す、切なくも愛らしい短篇集です
美濃屋の跡取り息子・信太郎の目が突然見えなくなった。最愛の人の悲劇を救うべく、おぬいは女中として美濃屋で暮らし始める
大地震の被害を乗り越えた信太郎。しかし、美濃屋の総領として乗り越えなければならぬ大きな問題を抱えていた。シリーズ堂々の完結篇
光を失いつつ美濃屋の主として忙しい日々をおくる信太郎と、その身を案じるおぬい。ある日、江戸を大きな揺れが襲う。感動の最新作
「この世の定め事と思って、信太郎と添いとげておくれ」おぬいの窮地を救った卯兵衛は倒れてしまった。人情始末帖シリーズ第四弾
信太郎の目が見えない……。美濃屋に帰ってきた勘当息子の悲劇を救うべく、おぬいは引手茶屋を捨て、女中となる。感動の全五篇!
勘当息子の信太郎が父親になった。その喜びも束の間、幼なじみの元吉が何者かに刺されてしまう。『おすず』『水雷屯』に続く第3弾
売れっ子芸者のおむらは、薩摩藩士の恋人のため洋妾となり、英国公使館に潜入する。生麦事件にゆれる幕末を描いた傑作歴史長篇
おぬいの窮地を救ったのは、信太郎の父・卯兵衛だった。信太郎とおぬいの関係を案ずる卯兵衛はある日倒れて……好評シリーズ第四弾
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