作品
カップラーメンの正しい食べ方、飛行機で“乗り馴れてるもんね”ポーズをとる秘訣、駅の古新聞は拾うべきか否か、これら三十一の珍問に答える社会人のための新しい常識とマナー集。
今日は“原宿”しているバアチャンを観察しにとげぬき地蔵に行き、明日はエステティックサロンで男の化粧について考えてみるのだ
ショージ君はいくつもの顔をもつ。するどい定食評論家、と思えば新聞の三行広告に隠されたナゾを解き、はとバスに乗れば大興奮。これぞサンダル履きの大東京遊覧。(金井美恵子)
元号が変わっても武道館を埋めるおばさんは強いし、生意気なOLはますます元気だし、おまけに老舗のモリソバはちょっぴりなのだ
ドストエフスキーから太宰治まで世界の名作をマンガ化するとこんなに分り易くなってしまうのだ。皆様に惜しまれつつ全三巻完結
ブンガクは一体何処へ行こうとしているのか。天才漫画家が深読みするとサルトルも太宰治も何故かこうなってしまうのだ。42篇収録
シェイクスピアから太宰治まで、古今東西の名作を深読みすると、何故かこうなってしまう。天才漫画家が挑戦する、文学のマンガ化
財界のドン、球界のドンなどという言い方がある。ではドンブリ界のドンは何か。うな丼かカツ丼か天丼か。はたまた親子丼か。空前の胃袋時代をどう生き抜くかを示唆する“笑撃の書”。
今回はフィジー、沖縄と、憧れの南の島へ行ってきました。ヤシの木の間にハンモックを吊り、波の音を聞きながらビールをグビグビ、生卵をウグウグ、何やら力がわいてきて。
春は心がウキウキ。ショージ君の頭の回転も早くなってきた。そこで一筆。近ごろのファッション、グルメ、温泉ブームにご意見奏上
ラーメンの食べ方、鍋物のつつき方、オンナのおシリの鑑賞法、のぞき部屋の入り方等々、世の中のどうでもよさそうな事柄についても、それぞれにしっかりとした美学がある。
「私の文章修業」「いちどだけモテた話」などから女の話、キワどい話まで、独自の文体を切り拓き、その第一人者として君臨するショージ君が二十余年間に書いた七十一の傑作コラム。
タンマ君はしがないサラリーマン。仕事で失敗しては上司に怒られ、可愛い子にモテたと思えば哀れカンチガイ。◯ビ族に圧倒的支持と共感を得ている週刊文春連載人気漫画の自選傑作集。
(1を参照)
ナワのれんで上役、下役、ご同役のドラマをじっと観察し、街を流す焼芋屋さんの人生哲学を傾聴し、アベックを見るとコーフンし、電車を乗り継いでは埼玉までウナギを食べに行く。
幼い頃から一度は“なってみたい”と憧れていたファッションモデル、私立探偵、バレエダンサーたちの学校に無試験無面接でイソーロー入学。日陰の身の淋しさを乗り越えて健闘する。
草野球で八番セカンドの分際で大リーガーの技術を学ぶべく渡米し、立食いソバでウメーと叫んでいる身で高級中国料理を賞味するため香港へ。チグハグな行動力で東へ西へ多忙な毎日。
イモ・スイトン・フスマ団子そだちの我らがショージ君が、飢餓世代“噛みまくり派”を代表し、高層レストランから青山墓地の屋台食堂まで食いまくる、涙ぐましき食味エッセイ。
若い女性の嫌うものはハゲ、デバラ、モモヒキ。目下の悩みはデバラのみ。モテたい一心でカロリー計算に憂身をやつすが効果さっぱり。ヤケで呑みほすビールの味はまた格別ですな。
青春を語るには恋を語らねばならぬ。漫画家を志望しつつ女にモテたいために早大露文科へ。挫折の連続の漫研生活、中退しての売り込み暮らし。人気漫画家誕生までの青春放浪記。
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