作品
優しい夫、仕事の成功、美貌、恋愛、そして可愛い子供――自分の望みをかなえるために日夜努力を続けるマリコのポジティブな日々
「全く選挙になると、久しぶりに義憤という言葉をやたら思い出すのである」。決めゼリフの宝庫、人気のエッセイシリーズ本年度版完成
この世には事件を招き情報を呼び人を引きつける、そういう人がいるのです。先天性話題製造機・マリコの胸スキエッセイの十一冊目
「ジミ婚嫌い」から「ダイアナ妃悲報」まで――。網タイツ、たまごっち、プリクラなどなど、マリコと一緒にのぞくニッポンの365日
友だちと政局観察、楽しく料理、周囲への気配り。結構良識派(?)マリコの知られざる姿を発見する「思い出し笑い」記念すべき十冊目。働く女性達に心からの声援を贈る二篇も特別に収録。
昔の恋人、友人の妻、妻子ある上司。きっと誰の脛にも傷はある。甘い共謀が悪夢へと変わる、気鋭の短篇集。表題作他、「つわぶきの花」「朝」「靴を買う」「残務処理」他五篇収録。(酒井順子)
「いつも私ばかりが損をしている」。倦怠にとらわれた人妻・麻也子は不倫の試みを思い付いた。醒めた視点で語られる痛烈な恋愛小説
朝はトーストを齧りながら見る連続テレビ小説で明け、晩はダイエットを無残に打ち砕く会食で暮れる。平成のロイヤル・ウエディングまでのマリコの日常、春夏秋冬。(姫野カオルコ)
この世には事件を招き情報を呼び人を引きつける、そういう人がいるのです。「先天性話題製造機」マリコの胸スキエッセイの十一冊目
バブルはじけて世の中沈みがち。だけどマリコは密かな楽しみに盛り上がる! 着物道楽、芸道楽、おとなの豊潤な世界の扉をひらく「思い出し笑い」シリーズ八冊目。(大和和紀)
友だちと政局観察、楽しく料理、周囲への気配り。結構良識派? マリコの知られざる姿を発見する「思い出し笑い」記念すべき十冊目
男にとって女は魔物。求めるものは隠し、秘密は知りたがり、追いかければ逃げていく。恋がふとした拍子に恐怖に転じた十篇の物語
奥手な史子は、本を読むことで男を知り、想像の中で男と関係し、書くことで現実に男を愛した。著者自身の告白にも似た連作短篇集
とうとう始まった甘い(?)ふたり暮らし。旅行、生活習慣、お正月の過ごし方。数々の経験を通して人妻マリコが発見した真実がここにある。思い出し笑いエッセイ七冊目。(俵万智)
新興宗教問題、りえ貴騒動にひらめく直感、わき出る言葉。「ロイヤル・ウェディング」に関する二つの感想も加え鬼に金棒の九冊目
「オレは嫌なことから君を守ってあげられる」——「思い出し笑い」シリーズ六冊目、ついにマリコは結婚を決意! お付き合いから婚約記者会見までの心の揺れを綴った話題作。(麻生圭子)
着物や健康法に凝り、外国暮しに憧れて、友人の結婚式で物思い。それもこれも、みんな昭和の出来事、あの時代のある断面。ラストでちょっぴりじんとくる好エッセイ集。(内館牧子)
バブルはじけて世の中沈みがち。だけどマリコは密かな楽しみに盛り上がる!おとなの世界の扉をひらく「思い出し笑い」の八冊目
圭が三十四歳でようやく手にしたキャリアや恋人を友人絵美子が羨むことは許せない。彼女は幸福な家庭生活にずっと甘えていたのだから。働く女と人妻の葛藤を描き、女性の充実を問う。
母の傍で情事を思い返すOL、恋人にベッドで写真を撮らせた女。くすぶる性を描いた官能小説集。「正月の遊び」「白いねぎ」「プール」「トライアングル・ビーチ」「この世の花」「私小説」収録。
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