作品
この震災は天災であり、人災であり、文明災であり、近代文明そのものが深く問われている…亡国の危機に際し思索する新聞連載最新刊。
能の「翁」に隠された黒い怨念、人間中心主義を覆す新しい思想の創造……齢八十を超えた哲学者の貪欲なまでの知的探求と思索の日記
80歳を過ぎ、3度目のがん宣告を受け、なお意気軒昂! 舌鋒鋭く、混迷・退廃をきわめる現代日本の精神状況を激しく喝破する随想集
イラク戦争、小泉の「改革」を斬る一方で京都の奥深さを明かし、室町文化の再興を提唱する。時代と人の心に確かな道筋を示す74篇
対米テロ、相次ぐ政変、内親王誕生…。混迷する21世紀を生き抜くために何が必要か? 鮮烈・明快、ますます筆が冴える随想集
現代にこそ必要な仏教の力、書の言葉の呪力、室町文化再発見、知られざる小京都……。時代と人の心に確かな道筋を指し示す74篇
対米テロ、相次ぐ政変、内親王誕生。混迷する二十一世紀を生き抜くために何が必要か。連載十年、ますます筆が冴える随想集第六弾
読書が楽しく、調査に実りあり。再び収穫の季節を迎えた著者が情理を尽くして説く、学問の新しい発想と日本の未来への数々の提言
折々の時事問題の中に歴史の深層をえぐり出す梅原版「考えるヒント」。人間中心の文明に対して、植物中心の文明を高らかに提唱する
改憲か護憲か、開発か環境か。官僚の腐敗、クローン羊から漱石の猫の死の謎まで、考える楽しみ、未来の日本のために今すべきこと
政治献金の起源は明神様への供物、全方位外交の遠因は祖霊信仰のかたち、ホメ殺しは藤原鎌足以来の政治技術……梅原日本学の応用篇
今、日本を「巨大な心の闇」が蝕みつつある!オウム事件の中に社会の病巣を見、梅原日本学を駆使して蘇生への道をさぐる、必読の書
縄文文化、柿本人麿、清少納言、さらに奇怪な想像力の世界・今昔物語へ……、古代研究のエッセンスを総動員して、新しい領域に足を踏み入れる、梅原日本学の新展開!(井沢元彦)
大和一の弱虫は霊力を帯びて大王に、そして悲劇の国ゆずりを経て水底に……。縄文と弥生、二つの文明の交代劇を戯曲に昇華
折々の時事問題の中に歴史の古層をえぐり出す「考えるヒント」。人間中心の文明に対して、植物中心の文明を提唱する梅原学応用篇
脳死、環境破壊、政治献金……現在の諸問題を日本人のエートスの歴史から読み解きつつ、自らの人生観を縦横に展開する好評エッセイ
縄文文化から清少納言、さらには怪奇なドラマにみちた今昔物語のユニークな宇宙へと、文学・哲学を綜合した奔放な想像力がいどむ
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